顎でたのしむ蕎麦。待合室の2のたまごサンド

「酢重正之楽」で昼。
昼に来るのって初めてじゃないかなぁ…。夜は着席、注文、後払い。昼はレジで先に注文をして先払い。それから着席というシステムだった。忙しい時間帯はその方が間違いがないから正解なのでしょう。
メニューは絞り込まれているから、注文するのに手間取ることもありません。
ひやかけそば選んでたのむ。ここはそばが独特で、そのそばを味わいたくてきたから具材は最小限でよしとしました。茹でるのに時間のかかる太そばの店。夜は時間がかかることもままあるけれど、昼はずっと茹でっぱなしなのでしょう。あっという間に料理ができる。ありがたい。

コの字型のカウンターだけ。
席の後ろが通路になってる。
通り抜ける人のため、背筋を伸ばして待ち、食べるからみんなの座り姿が凛々しくていい。
料理完成。
大きな丼にそばに海苔、白い切りゴマ。
なんともシンプル。
カウンターに天かすが入った壺が置かれてて、それをたっぷり。
ひたすら混ぜる。
タレが器の底に沈んでて混ぜ続けるとそばの粘りと一緒になって軽くとろけて麺に張り付く。
それがおいしく、だからひたすら混ぜ、ズルリ。
…、というか太くてしかもたくましく、表面ザラッとしてるからズルンとすすり込むことたがわず、モソモソ箸で口の中へとたぐりよせモグモグ噛んで味わうことになってしまう。

まぁ、それがここの蕎麦を味わい醍醐味で、噛めば噛むほどとろみがでてきて、蕎麦の香りが口の中を満たして鼻から溢れ出す。野趣溢れた力強い味わいにウットリできる。
どっしりとした濃厚なタレ。甘くてしょっぱく、強いうま味とカラメルみたいな香ばしさが混じり合ってなんともおいしい。海苔やゴマの風味もおいしいアクセント。
辛子味噌が用意されてて、それをたっぷり。
ヒリヒリ持続する辛味。同時にうま味やスパイシーな香りもあって食べてて飽きない。具材がなくともさみしくないのネ。オキニイリ。
最後にそば湯を注いでゴクリ。お腹が満ちるし、あったまる。

 

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仕事の途中にちょっとお茶。
「待合室2」にやってくる。
地下鉄丸の内線の駅の近くにある店で、居心地が良くしかも昭和プライスというのがうれしいお店。
ハーフサイズのサンドイッチと飲み物がセットで800円というサービスセットのまだ時間中。
たまごサンドを選んでたのむ。

メニューにはハムとキュウリのサンドイッチもあって、もしパンがトーストならば断然そちらが好きなんだけど、パンを焼かないサンドイッチならたまごサラダがおいしく感じる。
それでそれ。
それにしてもこのお店。コロナ前には待合室の1が近所にあったんですネ。地下駐車場の入り口の待ち合わせ場所を兼ねた場所で、今では1はなくなって2だけが残った。オモシロイ。

ちょっと時間がかかります。注文してから挟んで切って作ってくれる。だから10分ほどかなぁ…、アイスコーヒーと一緒にできたばかりのサンドイッチがやってくる。
食パン2枚。マスタードとバターをたっぷり塗り込めて、薄切りと筒切りの中間くらいの厚さのきゅうりを並べ、たまごサラダをぽってりのっけて挟み、ザクッと3切れにした几帳面な感じの仕上がり。
キュウリがバキバキ壊れる感じが心地よいのね。キュウリ独特の緑の香りがフワッと漂い、口の中がみずみずしくなる。
そこにたまごサラダがふっくら混じり味はやさしい。塩をパラッとふりかけてアイスコーヒーと一緒に食べれば水分補給がたのしくできる。オキニイリ。

 

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