頂上麺。エビと青菜で彩り添えるオゴチソウ

東京駅の頂上麺。Facebookで何度かココのことを書き、そのたび「探したけどわからないんです」って人続出の店でもある。
東京駅の八重洲側。中央改札口を出て、左に向かってひたすら歩く。右手に大丸が見えてくるとその左手に八重洲北口っていうのがあって、その右手。
なるほど八重洲北口の手前に大きなキオスクがあって、それが邪魔してお店が見えない。キッチンストリートっていう飲食店が集まった商業施設の入り口さえも見えない。それがわかりにくい理由なんだな…、とはじめて気づく。一度、わかってしまえば案外わかりやすい場所でもあって、迷うことはないロケーションって確かに他にもたくさんあるよな…、って思ったりする。今日もなかなかニギヤカでした。

厨房の中は大忙しでメインの煮込みそばの提供はちょっと時間がかかるという。それでまずは青菜とエビの炒め物。
シャキシャキとした野菜の歯ざわり、ムッチリとしたエビの味わい。塩の風味でしっかり味が整っていて生姜の香りもさわやかでいい。特に熱をくわえているのになまなましいほど青菜の食感、みずみずしいのにウットリします。ここのメインは「頂上麺」というふかひれの煮込みつゆそば。土鍋でグツグツしながらやってくるのが特徴で、ぽってりとしたスープと麺がまじりあって一体となるところがおいしい。8割方の人がそれをたのむんだという。
でもボクのオキニイリはふかひれの煮込み焼きそばで今日もそれ。煮込みそばにはないシズル感が味わえるのがまずオキニイリ。

お店の人が器をふたつもってくる。
麺をこんもり盛り付けた熱々に熱した陶器の平皿。
もう一方の器は柄付きの土鍋で、中にはこれまた熱々のふかひれスープが入ってる。
お待たせしましたと目の前で平皿の麺の上にスープを注ぐ。
ぽってりとした強いとろみのふかひれスープです。熱せられた平皿にスープが触れると同時にジャーッと湿った音がして、おびただしい量の湯気と一緒においしい香りがやってくる。
ふかひれ焼きそばと銘打っているとおり、ふかひれが入ってはいるけれど探さないとみつからない程度の量。でもそんなことはどうでもいいほど麺がおいしい。そしてその麺とからむスープのとろみがいいんです。

バリバリにやけた麺です。麺そのものは角張って細く縮れてやわらかな麺。焼かれて焦げたところは揚げ麺のよう。バリバリ折れて壊れるような歯ごたえがある。ところがあんかけスープに浸かってしばらくするととろけてなめらか。麺そのものがふかひれみたいに振る舞うところがなんともおいしい。
胡椒をたっぷり、黒酢も注ぎ味に奥行き、深みをたしつつ味わっていく。熱々の器のおかげでずっとスープの温度が下がらず、やけどしそうになるのもかまわずフーフーハフハフ。炒めた野菜やエビも一緒にお腹の中に収めてウットリ。
唇同士が貼り付くようなふかひれあんのゼラチン質と濃厚味を堪能しました…、オキニイリ。

 

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