頂上の飯、バビーズのバナナクリームパイ

東京駅でちょっと野暮用。ついでにひさしぶりの頂上麺。
案内された席はカウンターの一番端で、ガラスの壁越しにフカヒレを豪快に煮るさまを見通すことができる一等席。
もう何年もここで鍋をふってるベテランシェフが今日は当番。彼が作る料理はおいしいと直感させるよい表情。
いつもはフカヒレあんかけ焼きそばをたのむのだけど、今日は彼の好物にした。
土鍋フカヒレあんかけご飯。
彼は若干猫舌気味で、ゆっくり味わいながら食べる人。だから麺だと食べてる間にどんどん熱が入って最後はドロドロになっちゃうんだ。ご飯ならばそんなことはなく、心置きなくゆっくりたのしむことができるからって理由。小さなフカヒレが一枚土鍋の真ん中にフルンと浮かぶ様子がおいしい。到着直後はふつふつ小さな泡が浮かんで消えてと沸騰状態。おいしい湯気にお腹を鳴らす。

ご飯の粒にぽってり餡がからみつき、口の中を転がるような食感がいい。
上湯スープの芳醇さ。強い旨味を引き立てるオイスターソースの風味に香り。食べてるうちに唇がすべすべしてきて、そのうち張り付く。肌がちょっと弱かった彼。これを食べると翌日の肌がちょっとすべすべするんだよネ…、ってウィンクしながらたのしんでいた。
フカヒレのザクザクとした繊維の食感が、ホツホツご飯とぽってりスープを引き立てどんどんお腹が満ちる。黒酢を途中で注いでコクと風味をつけて、本当だったら豆板醤をまぜて辛味もつけるんだよな…、って思うまもなく器は空っぽ。おいしかったよ…、オキニイリ。

 

関連ランキング:中華料理 | 東京駅大手町駅日本橋駅

 

そうだ、もしかしたら今日はバナナクリームパイがあるかもしれないなぁ…。
そう思って地下街にあるバビーズにいく。
先日は残念ながら売り切れで、代わりにボクの好物のピーカンナッツパイを食べた。
果たして今日は…、と入り口脇のショーケースを見ると、バナナクリームパイがあるではないの。これ幸いと一緒にコーヒー。スイカレモネードがおいしげで、それもたのんでのんびりします。
それにしてもここのバナナクリームパイのおいしいこと。
バナナ、バナナ、カスタードクリーム。申し訳程度のパイ生地に、バナナ、カスタードクリーム、再びバナナ。焼いたクルミにドライベリー、バナナ、そしてホイップクリーム…、って感じの食べ物。

バナナの熟れ具合が絶妙で、甘み、酸味がしっかりしてる。ネットリとろけ、むっちりとしたカスタードクリームがそのネットリに拍車をかける。カサッと薄いパイ生地が、ハッと口をリセットしてくれ次のひと口をねだらせる。
この世には、こんなにおいしいバナナクリームパイがあるのにネ…、もったいないなぁってしみじみ思う。甘くておいしく、涙が出ちゃう。熱いコーヒーにミルクをたっぷり注いで飲んで、気づけば全部、お腹の中におさまっていた。
そしてスイカレモネード。豪快にスイカがひと切れ突き刺さり、それを片付けゴクリと飲んだ。
そしたらネ…、これ、スイカレモネードというより「キュウリレモンジュース」って感じ。これって多分、失敗だよネ…、って多分2人大笑いしたに違いない。でも飲めばスッキリ、汗も引く。
たのしかったなぁ…、今日のタナカくんはたいそう満足したに違いない。

 

関連ランキング:カフェ | 東京駅京橋駅日本橋駅

コメント

  1. のえまみ

    サカキさま

    「たのしかったなぁ…、今日のタナカくんはたいそう満足したに違いない」—-ああうれしい。サカキさんのこのことば、ほんとうにうれしいです。
    いろいろな思いがおありでしょう。でも、こんなふうに思えた今日のバビーズ、やさしい香りが伝わってくるようでした。

    今日もおいしいご案内ごちそうさま!!

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      のえまみさん
      おいしい思い出は心の中の宝物です。今日もおいしい思い出にひたろうと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。