雪梅花から「ながい」のウニイカタラコ、海苔チーズ

四谷で夜。週末のしんみち通りはとてもニギヤカ。サラリーマンや近くの大学の学生たちが、どうしようかとお店の様子をのぞきこみつつ歩いてく。
車の通らぬ細い路地。真ん中歩くとその両側の店のすべてが見て取れる。チェーン店がほとんどない通りでもあり入り口脇に置かれたメニューを見て歩くだけでもなんだかたのしい。
馴染みの店の「雪梅花」。
紅虎餃子を展開している会社のお店。つい最近までこの四谷の店の一軒だけで、最近、京都にもできたらしい。とはいえほぼオンリーワンのお店で、調理長がずっと変わらず同じ人。大きな会社の異端児みたいな存在で、料理も店の雰囲気もどこか生業店のように感じてオキニイリ。大箱レストランで予約をせずともたいていすぐに座れるところもオキニイリ。

座るとまずは茹でピーナツが山盛りくるのがまたうれしい。
プーアール茶をもらって殻をクシャッと割って中を取り出す。
しっとりやわらか。
食べるとたちまち潰れてとろける。
軽い塩味に食欲さそう。
テキパキできる料理をいくつか。
ザーサイきゅうりは細切りにしたザーサイときゅうりをネギ油で和えただけ。
とても単純。なのにたべはじめると止まらぬおいしさ。口の中がみずみずしくなる。
それから揚げ茄子の油淋鶏風。半割にして揚げた茄子を醤油だれに浸して冷やしてやすませる。それを引き出しネギをのっけて熱した油をかけるだけ。ほどよく冷たく、食べやすく、口の中でとろけてジュワリとおいしい汁がほとばしりでる。日本の茄子の煮浸しと似た味わいです。けれど香り、風味が中華風。茄子全体が油をまとった力強さは日本酒やビールよりもやっぱり紹興酒だよなぁ…、なんて思ったりする。

クリームチーズとカニをつつんだ揚ワンタン。さっくり揚がって香ばしい。はちみつに胡椒をくわえたものが添えられ、それと食べるとチーズの風味がひきたつゴチソウ。ピザにはちみつを注いで食べるがごとき味わい。ニッコリします。
鶏肉とピーマン、ネギにふくろ茸。唐辛子味噌と一緒に炒めた、これが今日のメインディッシュ。レバニラ炒めがあったら食べようか…、と朝から思っていたけどココにはそれはなく、だからかわりに鶏肉炒め。茹でたハチノスをネギとレモンと一緒に塩ダレ揉み込んで、胡椒で風味をつけた一品。クニュクニュ歯ごたえたのしくて、夜のお腹がほどよく満ちる。〆の麺飯がまんして、ちょっとはしごで店をでる。

 

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〆を四谷の「ながい」を選ぶ。
先日、あまりの変わり果て用にがっかりした「ハシヤ」の流れを組むお店。
まずは名物の「ウニイカタラコ」。
木のボウルで仕上げそれをそのまま器にする。壁の穴から続く作法がそのままここでも受け継がれ、麺の水気をほどよく吸い込みネットリ仕上がる。
この味、この味。タラコの旨味にウニのコク、昆布茶の風味で味がしっかり整っている。カイエンペパーで辛味を足して、刻んだ大葉をトッピング。
もうひとつ、海苔チーズをたのんで食べる。
茹でたスパゲティに擦り下ろしたチーズをたっぷりふりかけ混ぜ合わせ、ほんのちょっとの昆布茶を隠し味にして海苔をかけただけのモノ。麺に貼り付くチーズのおかげでモサモサしていて、噛めば噛むほど味が滲んでおいしくなってく。テーブルの上に置かれたチーズは、パッケージに入った粉チーズじゃなくチーズをココで擦り下ろしたモノ。それをタップリ追加して、食べはじめるともう止まらない。ありがたいかな…、オキニイリ。

 

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