雪の明治神宮。メキシコ料理であったまる
原宿で友人と待ち合わせ。駅の上にある猿田彦珈琲でぼんやりと。
雪が降るっていうのでいつになく重装備。肩がしょうがない(笑)。あたたかいラテをたのんでしばらく待って、呼ばれて手にしたカップがあったか。手に伝わってくるラテの温度にほっこりします。
カップの中にはハートマークが一個キレイに浮かんでて、ススっと吸うとコーヒーの甘い香りとミルクの香りが口の中から鼻へと抜ける。酸味おだやかで自然な甘みがおいしいラテにニッコリしました。外には雪がちらりほらりと、そして待ち人やってくる。
みんなで揃って明治神宮にお参りします。
雪が降る中、参道をただただひたすら無言で一歩、また一歩。
鳥居をくぐるたびに帽子を脱いで会釈して、またひたすらに歩いて本殿にやっと到着。
正月6日ということも、雪も手伝い人影まばらで静かな社殿。
健康でありますように。仕事が順調でありますように。
いつも見守ってくれているタナカくんにお礼も告げて、しっかり二礼二拍手一礼。
参拝を終えて境内に飾られている、書道作品を見て回る。小学生にしてこの達筆ぶり。丸文字しか書けぬボクには眩しいばかりで気が引ける。おみくじ買って参道を歩いて駅まで戻る途中も雪が一向に収まる気配がなくて周りの森は雪景色。気持ち厳か。身も引き締まる。
ランチを原宿駅の近所のお店。メキシコ料理の「ラスドスカラス」にやってくる。
サービスが良いことで定評のある会社が運営しているお店で、お店のムードが明るくキビキビしていてたのしい。適度にメキシコらしさを感じさせる、けれどコテコテでないモダンな内装、座り心地のよい椅子と思わず長居してしまいそうな心地よい空気がステキ。メキシコ料理って自分で作ることがちょっとむつかしい特別感のある料理。寒い季節の体を元気にしてやろう…、とずっと前からメキシコ料理を食べたくってしょうがなかった。
それで今日。お店の窓から外が見える。雪がひらひら待ってる景色と、明るくあったかなお店のムード。メキシコ料理の香りが漂う不思議な組み合わせにニッコリします。オモシロイ。
甘く仕上げたハイビスカスティー。
熱々のをもらって手とお腹をあっためて、スパイシーなメキシコ風のトマトスープでお腹の入り口パカンと開ける。
豆や刻んだ野菜がたっぷり入ってエキゾチックな香りもおいしい。
ワカモレに揚げたナチョスをたっぷりのっけてサクサク味わいメインの登場。
3人で来て3種類。
カジキマグロのファヒータにメキシコ味のビステッカ。ハンバーガーをみんなで分ける。
焼けた鉄板に野菜とグリルしたカジキマグロの切り身をのっけてテーブルサイドでテキーラを注いで火をつけ出来上がり。小麦粉のトルティアにのっけて巻いてパクリと食べる。サルサをのっけて酸味、辛味で口の中を南国にする。
赤身の牛肉をミディアムレアに焼き上げて、野菜やハラペニョ、ハーブを使ったソースをパラパラピラフと一緒に食べるステーキ。これも鉄板の上で焦げた野菜がこうばしく、しかもたっぷり。炒めた野菜の合間にステーキを食べている…、って感じがなんともおゴチソウ。
ハンバーガーのパテは分厚くごま付きバンズはふっくら軽い。チポトレソースにチェダーチーズと味わいどっしり。ピリピリとした辛味が肉の甘み、旨みを引き立てる。
メキシコ料理を食べたいと、しばらく頭の片隅にあった小さな野望が叶うシアワセ。雪のメキシコ…、乙な昼。
ここ、ランチ時間混むんですよねー。4日なんて満席で予約なしでは入れない状況でした。最近ストローが「何故その材質になったの?」っていうツッコミをしたい程に変わったのですが、それでも結局使ってます(笑)
めるばさん
お正月には比較的早い開店時間だったようで、すごい人気だったんですよ…、ってお店の方がおっしゃってました。
今日はさすがにのんびりとした雰囲気でサービススタッフの方々ものびのびと働いてらっしゃった。
いいお店ですね。気に入りました。