雪の新宿御苑。冷えた体に珈琲貴族のお雑炊

昨日降った雪で東京の街は大騒ぎ。
当初の予定では表参道で甘いものを食べるかそれとも広尾に移動して美術館めぐりをしようか…、って思ってたんだけど、動きが取れなくなる前にと予定を繰り上げ早々に家に帰った。
それから家でおとなしく、熱いお風呂で暖を取る。
静かな夜をぐっすり過ごし、目が覚めたら外は明るくひっそり静か。雪が積もっておりました。
よし、新宿御苑で雪見をしようと勇んで家を出て歩く。舗装された歩道や道路はところどころが凍っててしっかり足を踏みしめちょっと時間をかけて御苑に到着。中に入ると一面見事な雪景色。開演時間を10分ほど過ぎた時間にしてすでに雪には足跡ついてた。巨大レンズを一眼レフに装着したキャノンおじさんが滅多に写せぬ絶景を求めて右に左にさまよう姿にニッコリします。

雪を踏みしめるとサクサク乾いた音と一緒に足跡がつく。
真っ白な雪のおかげでまぶしいほどに明るくて、しかも不思議とあったかい。
近くに住んでいるのはたいてい桜の季節。木々に桜の花が咲いているのが当たり前。…、だったのだけど今日の木々には雪の花が咲いている。タナカくんと一緒にこの絶景を見たかったなぁ…。
そういえば実は新宿御苑の年間パスポートを作るとき、タナカくんのも作ろうと思って聞いたら本人が来なくちゃダメっていうのでしぶしぶあきらめた。考えてみれば入場券なんかなくてもいつも来たいときにこれる立場になったんだものネ。今日も多分空の上から見てるはず。いつも花見でお弁当を広げる場所に小さな雪だるまがちょこんといました。多分、昨日からずっとここにいるんだろうなぁ…、と思うとなんだか愛おしくなる、あったかい。

新宿御苑の雪見で冷えた体を芯からあっためようと、珈琲貴族エジンバラに来る。
朝食セットのある時間帯。
ここの朝食セットは3種類。ロールパンに目玉焼きがつくセットにトーストセット。それから雑炊がメインのセットがあってどれも980円。
貴族的にはかなりお手頃。バーゲンプライス。
冷えた体をあっためるには雑炊が一番だからと雑炊セット。コーヒーをお供にもらう。
まずはサラダがやってきて、シャキシャキサクサク食べ終える頃合い狙って熱々のコーヒーと雑炊がやってくる。塩味のスープで炊かれた雑炊。上に刻んだ海苔がたっぷり乗せられていて湯気でユラユラ、手招きするように海苔が踊っているのがたのしい。スプーンですくってハフっとひと口。

出汁がしっかりきいた汁です。具材たっぷり。刻んだニンジン、玉ねぎ、しいたけ。皮を剥がした鶏肉がふっくら混じる。ふわふわに熱の入った玉子がふっくら。具材たっぷりで口の中がにぎやかになる。
貴族を名前に冠する喫茶店でありながら、リゾットでなく雑炊だ…、っていうのがステキ。朝には気取りのないゴチソウが一番おいしい。しかも白米に混じって麦がところどころに顔をのぞかせ、プリプリとした弾力のある食感たのしい。健康的。
メインを終えるとアイスクリームがデザートでつく。さすがにこれも貴族的(笑)。

 

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