雨の日のティラミス、夜のナポリタン

雨の日は寂しい。家でひとりでいると知らずに涙がでちゃうから、外でぼんやり。
お茶をしましょうとセガフレードザネッティに来る。
ここでいつもたのむのはマキアート。おいしい上に飲みやすい。ぽってりとした泡が喉を撫で回すようにしながらお腹の中になだれ込んでいく。飲んでいるという実感がずっと持続するのです。
砂糖も使ってないのに不思議と甘い。
エスプレッソとミルクだけで、なんでこんなに旨味があって甘み、酸味に苦味が混じる。不思議で不思議でしょうがない
お供に何か甘いもの。ここのショーケースはどことなくイタリアっぽくて見ていてたのしい。パンナコッタにしようかなぁ…、レモンパイも美味しそうって思いながらも、ティラミス見つけて気になった。

今ではとてもスペシャル感にかけるお菓子。最近のバエを狙う人たちはマリトッツォに夢中だったりする。その前にカンノーリが人気だったし、でもそういうイタリアンスイーツというか、「ドルチェ」というのか。ブームを作った張本人はこのティラミス。
そう思ったらいとおしい。
一番下にはたっぷりチョコレートシロップを吸い込ませたスポンジ生地。ぽってりとしたマスカルポーネにカカオパウダーとこの組み合わせはおいしいに違いなく、ずっしり重たく食べごたえもある。一緒にガス水をもらいました。甘くなった口や喉を細かな泡でブクブク洗って後口すっきり。ぼんやりしましょう…、のんびりと。

 

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明日はタナカくんの誕生日。
前夜祭にナポリタンを作って食べる。
じっくりしっかり、時間をかけて仕込んだ麺を使って作るオキニイリだったナポリタンです。
まず朝、出かける前にスパゲティーを茹でておく。
15分ほど茹でなきゃいけない太麺を、20分茹でザルにとってそのまま冷蔵庫で冷やしておく。ラップもかけず布巾ものせず、冷蔵庫の中で冷えながら麺がどんどん乾燥してくる。冷たいということよりも、乾燥するということがおいしいナポリタン作りには大切なとこ。

喉が乾いた人に飲み物を与えるとグビグビ飲みます…、当然なこと。
乾いた麺もゴクゴク、ソースやスープを吸い込んでいく。味が麺に入っておいしく仕上がるのです。
具材はタコさんウィンナーと玉ねぎ、それからピーマン。まずピーマンと玉ねぎをこんがり炒める。一旦、取り出し麺を入れてジャジャっと炒める。麺がまんべんなく油をまとったところで鍋の片側によせ、あいたところにケチャップぷちゅり。焦がさぬように熱を通して、それから麺にからめてく。
最後に塩と胡椒とタバスコで味ととのえてお皿に盛って、刻んだパセリと粉チーズ。歯ごたえたのしくところどころがバリバリ焦げた、ボクたち好みのナポリタン。

しゃぶしゃぶ用の薄切り牛肉。レモンステーキにしてやろうと、絞ったレモンに醤油に少しの希少糖。フライパンに肉を一枚。そこにタレを注いでひっくり返し、焦げ目がついたら引き上げる。お皿に盛っての繰り返し。レモンの香りと酸味がおいしく、サイドにおいたソテしたケールもいい相性。
シーアスパラガスっていう野菜があった。
オカヒジキなんかと同じ種類の野菜らしくて海辺の冠水域で育っていく。だから炒めただけで塩の味がするのですね。オリーブオイル以外に何も必要がなく、シャキシャキ歯切れてコツコツ奥歯を叩く感じが心地よい。
ロールブレッドにピーナツバター、いちごのジャムを挟んで〆の甘いもの。好きだったなぁ…、食べると笑顔を思い出す。

 

コメント

  1. to22by

    このナポリタンは絶品中の絶品そうです。乾かすのがコツなんですね。学びました。昨夜は真似をさせていただいてコールドパスタをしました。トマトにバジルだけです。オリーブオイルにニンニク。味付けは塩だけで十分美味しいですね。GFのスパゲッティだったから乳化はうまくできませんでしたけど。バジルは野菜として買うよりプラントを買うほうが安かったので、小さな植木を買いました。

    • サカキシンイチロウ

      to22byさん
      グルテンフリーのパスタだと、たしかに乳化はむつかしいかもしれませんね。
      それにしても、おっしゃるようにトマトとオリーブオイルと塩。この組み合わせは無敵です。調味料なんかいらないおいしさ。お腹がなります。

  2. Rie

    こんにちはさかきさん。
    ティラミスが爆発的に流行っていた頃を知っています。日本ではもう誰も驚かなくなってずいぶん経っているのに、フランスに来てみたらどこもかしこもティラミスだらけで、20年くらい遅れているの?って思ったりしました。作るのが簡単だからか、今では気取らないレストランなんかの定番デザートです。私も今でも好きでよく食べ、よく作るので、いとおしい感じ、よくわかります。そこには思い出も一緒に入っているからかもしれませんね。
    日本はカンノーリを通り越してマリトッツォですか?カンノーリはかろうじて知っていましたが、マリトッツォなんて初めて聞きました。ググって画像を見て、なるほど見たことはあるかもしれないと思いました。いわばクリームパンとシュークリームのあいのこみたいなもんですよね。日本人はなんでもない素朴なものを垢抜けたものに変身させるのが上手いですね。

    • サカキシンイチロウ

      Rieさん
      ティラミスってまとめて作れて、形にこだわらなくていいので便利ですよね。
      マリトッツォは見た目があいらしいのと、いろいろアレンジがきくので流行ってしまったようですが、ハワイアンパンケーキといいホイップクリームの魅力に日本の人は抗しがたいなにかプログラムが仕込まれているんじゃないかと思います(笑)。

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