鍋ぞうでしゃぶしゃぶ、すき焼き、リブロース

夜、友人と鍋ぞう。野菜をモリモリ食べたくて、ならば野菜バーがあるこの店がいいやと思って予約してみる。お店はほとんど予約で埋まって、5時半ならばひとテーブルだけ空いているからとピンポイントに時間を言われる。ちょうどその前に仕事が終わりそうで、了承。やってくる。
さすがにその時間だとまだ空いていて、けれどお店の人たちの人数多く予約の卓には鍋がすでにセッティング。嵐の前の静けさといった面持ち。
忙しくなる前にと野菜バーで野菜をとって、食べる準備を万端整える。しゃぶしゃぶとすき焼きの両方が同時に食べることができるコースをたのみ、牛たん、豚肉、牛肉がまずやってくる。割り下やスープが炊けるおいしい匂いが食欲さそう。

すき焼き用としゃぶしゃぶ用に野菜や具材。
同じネギでも白ネギはしゃぶしゃぶ用。
九条ネギはすき焼き用に。
豆腐はすき焼き、えのきはしゃぶしゃぶと鍋にバサッと放り込む。
しゃぶしゃぶ鍋を白ネギで埋め尽くした上に肉を置くと、肉の旨味が逃げ出さず蒸されるようにしっとり仕上がる。
肉はおいしくなるんだけれど、しゃぶしゃぶじゃなく「ゆらゆら」って料理名のほうがしっくりくる感じ(笑)。
二皿目は白い皿。
玉ねぎ、しらたき、春雨と白い食材ばかりを並べる。
玉ねぎ、しらたきはどちらともすき焼きの割り下で煮込むとおいしくなる食材。だからすき焼き鍋に入れてコトコトクツクツ。育てるたのしみを満喫します。
三皿目には豆苗だけ。これもどっさりスープにつっこみ牛たんをのせてくるんで食べる。牛たんのむっちりした食感をシャキシャキとした豆苗の歯ざわりひきたておいしくなってく。

野菜バーの向かい側に薬味バーがある。大根おろしやもみじおろし。すりごま、おろしたニンニク、生姜。それ以外にも瓶に入った山椒や塩に胡椒に七味なんか並んでる。それらをトレーに並べてテーブルにおく。タレに足したり肉や野菜にほどこしたりと、自分の好みの味にできるのがうれしいところ。
まずは胡麻ダレにニンニクラー油をたっぷり注ぐ。胡麻のエグみがニンニクの風味でやさしくなってくれラー油の辛さで食欲が湧く。
生卵を使えぬボクにとって山椒は、甘くて辛いすき焼きをおいしく食べる必須アイテム。山椒をかけると舌がヒリヒリしびれて甘みをおだやかに感じさせてくれるところがありがたい。

和牛のリブロースを選べるコースを選んだら、それがおいしくビックリしました。
上等な肉は脂がおいしい。
脂が結構のっているのに、食べてお腹が重たくなることがないのですネ。
だからタップリ、味わい食べる。
最後はご飯の上にのっけて上等牛丼。味が染み込んだ豆腐やしらたきが、ご飯と出会うシアワセな味。タイからのグループ客がおしよせてきてお店の中のムードは一気にインターナショナル。そろそろおいとまいたしましょ。

 

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