銀座吉澤、薄いことがハンディキャップにならぬ肉!

銀座で肉を食べたくなった。しかも「日本料理のお店のお肉」。
候補は2つ。ひとつは「ざくろ」で、もう一店は「割烹吉澤」。サービスの良さと、肉料理以外のメニューの多彩さで選ぶならざくろだろうけど、今日の気持ちはただただおいしい肉でお腹を満たしたい。サービスすらも邪魔に感じるほどに気持ちがおいしい肉に一直線に向かってる。
そうなると肉屋さんが経営している吉澤一択。やってくる。
一階が厨房、二階が個室で地下に大きな広間がある。フリーでくるとその大広間に案内される。地下に向かっていく階段に敷き詰められた真っ赤な絨毯。誂え物でほどよくふっかり。そして広間に到着です。長いテーブルが几帳面に整列してて座布団が置かれてる。お好きなところにお座りくださいと言われて好きなところに座る。

すき焼きが名物です。昼にもすき焼き御膳があって多くの人がそれをたのんでクツクツするのをハフハフ食べてる。
ただ、すき焼きについでの人気が「薄焼きステーキ」。すき焼きは調味料を食べる料理ということもでき、肉の持ち味をこころおきなく楽しむのならやはりステーキ。けれど厚切りステーキだとご飯のおかずには少々重い。それで薄切り。
たのむとまず漬物と小鉢が届く。テーブルに置かれた8番札は預けた靴の番号札。そしてしばらくしてメインの料理にご飯に味噌汁。ポン酢で洗った大根おろし、醤油に水菓子。今日はルビーグレープフルーツがきてひと揃え。

手のひらほどの大きさの肉が3枚。
ステーキというには薄く、すき焼きの肉より分厚く自分の脂でツヤツヤ焼けた上等な肉。
胡椒をたっぷりまとっています。
すばらしいのが焼き加減で料理がやってきたときには、芯の部分がまだロゼ色だった。
サイドにはたっぷりの生野菜。
水菜、ちぎったレタスにトレビス、カイワレ。風味、食感多彩な野菜をレモンと油でドレスした物。
脂で疲れた舌を洗ってリセットさせる役目のサラダ。キュウリの皮は螺旋状に剥かれてて熟れたトマトはほどよき硬さ。すりおろしたばかりのわさびが彩り添える。

まずは一口、そのまま食べる。ひんやりとした脂が唇、口の隅々濡らしジュワッと肉汁。
絶妙なのがそのサイズ。一口で口に収めようと思えばできる。そのときには口の中が肉で満たされる充実感を味わえて、噛むとほどよきボリューム感で肉をしみじみ味わえる。この薄さにして、噛み切ったときに前歯が感じる肉の食感がとても贅沢。これ以上、薄くなったらおそらく「噛み切る」感じを味わうことができなくなるに違いない。
ポン酢で洗った大根おろしを乗せて食べると脂がスッキリ、甘みを強める。わさびをのっけて醤油をつけて、ご飯にのせてくるんで食べる。あぁ、贅沢なおゴチソウ。薄いということが決してハンディキャップにならないばかりか、ご飯をおいしく味わうにはこの薄さこそが正しいのかも…、と思ったりする。オキニイリ。

 

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