銀座の青汁、万世の排骨麺

銀座で青汁。「遠藤青汁サービススタンド」による。
銀座といっても1丁目。街の喧騒も徐々におさまり、ちょっと場末な感じが漂う小さな通り。
古いレンガ造りの一軒家があり、どこか秘密クラブのような趣。「青汁」と書かれた大きな看板がなければおそらく、そこはシガーバーとかウィスキーバーのように見える小さな洋館。そこにひとり、またひとり。紳士淑女が吸い込まれ、しばらくすると再びでてくる。
中に入るとカウンター。ベンチにテーブル、パイプ椅子。青汁由来の青い香りが店には満ちてて、お店の人がニッコリ挨拶。「小」か「大」のサイズを告げればササっとグラスに入った青汁が差し出される…、という趣向。
サラサラしてはいるけれど、最後にポッテリ、繊維の重たさを感じる飲み口。野菜を飲んでる…、ってしみじみ感じる緑の香り。軽い甘みはあるけれど苦くて、まさしく青汁の味。鼻から抜ける香りにブルっと体が揺すられ、元気になったような気がする。これでたったの260円。元気がでました…、また来よう。

 

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場所を新宿にうつして打ち合わせ
珈琲貴族エジンバラでたのしい話に盛り上がり、そのあと新宿三丁目界隈で野暮用すませて帰宅直前。
軽くお腹を満たしておこうと「万世ラーメン」にやってくる。

今風の趣向を凝らし、おいしさにおいしさを重ねたようなラーメンは苦手で嫌い。
めったに食べない。
けれどココのラーメンは、昔一時期ハマったこともあるなつかしくって、今でもときたま食べたくなる。
丸ノ内線の改札フロアの一階上の、メトロ街なる食堂街の外れのお店。行列なんかまずできない普通に人気のある店で、今日は珍しく若い人たちが券売機の前で何にしようかたむろしていた。

昔は本当に単純なメニュー。
醤油味のスープメンに叉焼を乗っけたものや、排骨をのっけたものとラーメンメニューは全部で5種類くらい。
セットになるのは炒飯ぐらいで、券売機さえ必要とせぬ昔ながらの専門店…、って感じでござった。
今では辛いスープの麺であったり、味噌ラーメンとか新商品や季節商品が揃って全部で20種類ほどのバリエーションになっちゃった。
炒飯は無い。
代わりにトッピングが何種類か用意されてて、自分好みのラーメンを作ることができるというのが今のブームのような感覚。
まぁ、それもよしでありましょう。

ココの一番の人気メニューの排骨麺に辛味噌と一緒に炒めたネギや野菜をたっぷり乗っけた季節のおすすめ。味付け玉子を半分のっけて、サイドに焼売。ひとそろえ。
肉屋さんが母体の会社。だから今では一般的になった排骨がまだまだ珍しかった30年以上前から排骨麺をずっと売ってる。しかも分厚い豚バラ肉を使ってとても肉肉しい重量感にあふれるスタイル。噛むとクチャっと歯切れて潰れ、口の中に肉汁ジュワリな感じがステキ。

昔はかんすいを使わぬ稲庭うどんのような感じの麺でした。日本のラーメン的ではないけれど、中国にいくとそういう麺が結構あって、麺そのものが風味がよかった。だから添加物だとか香料だとかずるいコトをしない自然な旨味のスープで十分味が整っていた。
今ではちょっと縮れた日本風の麺寄りになっちゃったけど、自然な味のスープの名残はあって、だからスープがゴクゴク飲める。炒めた野菜の甘みも溶け出し、スープにくぐらせ食べる野菜のおいしいこと。麺がなくても十分おいしい料理になるに違いない。
サイドでとった焼売が残念ながら電子レンジでチンしたモノで、皮の端っこが固く焦げてた。まぁ、しょうがない。スープに浸してふやかしてムチュンと食べる。寒い夜。

 

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