銀座「はしご」で太肉酸紅麺、喰らふ!

銀座のはしご…、麺でお腹を満たしてやろうと、やってくる。

銀座周辺に何軒かあるお店の一軒。
赤坂の首相官邸裏なんかにあったりもして、どこも同じメニューとレシピでやっている。
基本的に細いストレート麺を使ったスープ麺だけ。
辛くないのや辛いのや、ちょっと酸っぱいスープが選べてそこに何種類かのトッピング。あとは餃子や焼売。メニューはかなり絞り込まれてる。…、にもかかわらず、一軒一軒微妙に味が違ったりする。
チェーン店的にはけしからん!というコトになる。
けれどそれもばらつきじゃなく、作っている人の個性の範疇。
むしろ作る人の好みで若干味が変わるというのは、それだけ人の手にたよる当たり前の料理なんだと思うとなんだかホっとする。
「はしごの麺」が好きな人には、オレはあの店にしかいかないよ…、なんて人もいて、嗜好品でもあるラーメンというのはそもそもそういう「好きや嫌い」でできあがっている商売なんでしょう。
誰が作っても同じ料理は、結局科学の料理。ボクは人間味のある料理の方が好き…、としみじみ思う今日の昼。

だんだん麺という名前の担々麺がここの名物。
ポッテリ系とは違ってサラリとスッキリとしたスープの味わいおいしくて、一時期それに排骨をのっけて食べるのが好きだった。
けれど四捨五入して還暦という年齢になってから嗜好が随分かわったようで、今では「サンホン麺」という麺が好き。

「酸紅」と書いてサンホン。紅いラー油がビリッと辛く、酸味がキリッと旨み、辛味をひきしめる。
スッキリとした後味と、中華スパイスの香りがおいしいオキニイリ。

ココの麺にはご飯がサービスでつけられる。
お腹を満たすためにもいいのだけれど、ボクはココのお漬物。
千切りにしたたくわんに切った昆布や山椒が混じったサービス品を、どっさりのっけて、麺の合間に食べるのが好き。
スルンと喉越しよい麺を食べ続けると、確かな食感が欲しくなる。そこにパリポリ漬物が砕ける食感が、よきアクセントになるのです。
ご飯もパラリと固めに炊けてて、スープと一緒に口に含むと舌を転がり、滑ってお腹に飛び込んでいく。麺とは違った食感もよし。

細くてなめらか。縮れをもたないストレート麺。にもかかわらず、かなり頑丈。ザクザク歯切れる感じが心地よく、サラサラとしたここのスープと相性が良い。
しかもそのスープが上等。スッキリとした旨みに酸味、あと引く辛味がバランス良くて食べ進めると食べる端からお腹がすいてくるような危険なおいしさ。今日はそこに「ダーロー」のっける。

太肉とかいてダーロー。
煮豚とゆで豚の中間みたいな豚ロース肉。ほのかに旨みが入って仕上がり、脂は少な目。そのまま食べるとキチキチ、奥歯に貼り付くような食感で、ツナの塊肉を食べてるような食感。それをとっぷり、スープに漬けて吸い込ませ食べるとプルンと口の中でとろけるおいしさ。お腹の中に汗をかきます…、オキニイリ。
肉は太ると褒められる。57歳のおじさんは太るとやっぱり叱られるのです。次の場所までちょっと歩いていきましょう。

 

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