鈴新のかけかつ丼をざぶざぶ食べて添好運の叉焼まん

夜、荒木町の「鈴新」にくる。厨房を囲むカウンターだけという小さな店でいつもはニギヤカ。
ところが今日は先客ひとり。しかもアメリカからのお嬢さんで、ちょうどとんかつ定食があがったところ。でも食べ方がわからない。セイボリーソースを好みでかけて食べるんですよ。スープは熱いから気をつけて‥、などなど、お店の奥さんに代わって説明をする。
それをきっかけに奥さんと世間話に花咲かす。暑くなると家で揚げ物をしたくなくなる。だからうちみたいな店は夏にいそがしいんですよ‥、なんて話を聞いてニッコリ笑う。
しかも「暑いでしょう」ってお客様から心配されたりするんだけれど、小さな店でしかも厨房と客席を仕切る壁がまるでないから、お客様以上に涼しいんです‥、って涼しい顔でお店の人もニッコリ笑う。

かけかつ丼を、ご飯半分でたのみます。
とんかつも一緒に煮込んで玉子で閉じるのが普通のかつ丼。
かけかつ丼は揚げたばかりのとんかつをご飯に乗せて、玉子で閉じた出汁をのっけて仕上げる料理。
カサカサとしたパン粉の食感をたのしめるのが得した感じ。
パン粉が煮汁を吸い込まない。だからただでもつゆだくに仕上がるかけかつ丼。
ご飯半分でお願いすると一層つゆだく。丼の底に溜まった煮汁と一緒に丼手にしてザブザブ食べる。丼とは「かきこみながら食べる料理」なんだなぁ‥、と思いながらザブザブパクパク。ほどよき厚みの豚のロース。脂をあまりもたないがっしりした食感が顎にガツンとおいしさ伝わる。玉ねぎのシャキシャキ、硬めに仕上がるところがボクの好みでありがたい。

それにしても丼の蓋って不思議な存在。食べるときには必ずとる。長い廊下を運ぶときには保温の意味もあろうもの。目の前ででき作った人から手渡されるようなときでも蓋がついてくる。蓋を開けることから食事がはじまる‥、その驚きが一番最初の味わいなんだって思ったりする。
キャベツときゅうり、蕪の漬物。塩でしんなり仕上がっていて、口の中をみずみずしくする。じゃがいもにネギ、にんじん、玉ねぎ、豚の端材がたっぷり入った豚汁は、豚の脂が蓋して甘く、ずっと熱々。フーフーしながら味わって、ミルク寒天でお腹に蓋する。おごちそうさま、また来ます。

 

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ところで新宿駅の南口。かつてクリスピークリームドーナツが行列を作った場所におとといオープンしたばかりの添好運。まだ認知が低いのかお昼すぎの時間で45分ほどの待ち。日比谷では2時間待ちが当たり前のなか、並びどきかなぁ‥、と思うも真夏日の炎天下の中では厳しい。
入り口の脇に実はテイクアウト用の窓があいてて、ここの名物の叉焼まんに限って買って帰ることができるというので、買ってみる。
メロンパンのようなサクサクした甘い生地の中に甘い叉焼。とろけるように煮込まれていておいしいったらありゃしない。3個セットで600円。税金込で648円という値段でこれほどおいしいなんて‥、と他の料理も食べたくなった。
ちなみにこのカウンターを担当しているスタッフが知識豊富でとても親切。実は個室は予約ができる。室料はかかるのだけど並ばなくてもすむというのはうれしいサービス。予約状況は?って聞いたら4人用の一番小さな部屋は今月、来月とすでに満室。他のお部屋も19時前後は予約が取りづらくなっています‥、って。もしお日にちが決まっているようであれば承りましょうか?なんてうれしいひと言。
こういうところがしっかり工夫されているのって、すごいじゃないかって感心しました。また来よう。

 

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