金魚の焼肉、霜降りロースは母のモノ(笑)
熊本から博多を経由。岡山まできて橋を渡って高松到着。
母と夕食。いつもの「金魚」で焼肉。
いつもは静かなお店なんだけど、今日はたまたま金曜日。デートのカップル、サラリーマンの会食とお店はにぎやか。にぎやかな店で焼く焼肉はおいしく感じる。しかも母は今日も腹ペコ。焼肉を焼く時間すら待てないほどよ…、とそれで急いであれこれ注文。
まずはキムチの盛り合わせ。それからナムルの盛り合わせ。白菜キムチとオイキムチは状態がよくてご満悦。ただカクテキが浸かりすぎててクニュクニュだった。ちょっと残念。「芯の入ってない男とやわらかいキムチはどうにもこうにも苦手なのよね」と深いお言葉(笑)。
にんじん、青菜、ゼンマイ、じゃがいものナムルはいつも感心するでき。今日もよし。
まずは牛たん。今日は薄切りのを一杯食べたい…、というのでタン塩。塩とわさび、レモンをもらって味整える。網に牛脂をおしつけて、溶かしてツヤツヤさせたところにお酢を含ませた布をこすりつけるのがこの店の焼き前準備。そうすることで肉が網にこびりつかずに焼けるんだという。
確かに薄くて張り付きやすいタンもキレイに焼けていく。脂がしっかりのっていて、だからわさびをたっぷり乗せても辛味が甘みに変わってく。
ハラミを角切りにしてもらったのもこんがり、強めに焼いてわさびをのっけてパクリ。あぁ、潤うわ…、と母もパクパク。食欲旺盛なことににっこり、ホッとする。
和牛のヒレと霜降りロースの盛り合わせ。
どちらもタレにからめてもらった。
ヒレはじっくり、転がしながら焼き上げる。
箸で触ると最初はクニュっとたよりない。それが徐々に硬さを増してカチッとこんがり焼けていく。
身が引き締まり固くなったかと思って口に放り込み、噛むとこれが驚くほどにやわらかで、今見ジュースがほとばしり出て口を潤すところがステキ。
霜降りロースは焼くと脂が透き通ってくる。肉の表面がツヤツヤしてきてひっくり返すと脂が落ちて炎が上がる。炎で焼かれた肉はこんがり、香ばしくにもかかわらず前歯不要のやわらかさ。脂が旨い肉はおいしい。今日は本当にシアワセだわね…、と会話もどんどんたのしく弾む。
焼きすすめるうちに、「ワタシはヒレはもういいわ。脂の少ない健康的な肉はあなたが食べなさい。ワタシはあなたの健康を思って霜降りロースを食べてあげるから」とわけのわかんない理由でロースを次々食べて平らげる。うーん、いいこと、健啖家(笑)。
ご飯の上に刻んだキムチをたっぷりのっけて、ごま油を塗ったえごまでくるんでおむすび。えごまの香りがおいしく口がすがすがしくなる。チャプチェの中に牛肉の端材をたっぷり加えた料理。スンドゥブチゲを〆にして、これからカラオケ。盛り上がる。
お母様の名言、さすがー!
初めのは、サカキさんがちょっと驚いた後で苦笑するお顔が、2番目のは、涙目でお口がへ文字のお顔が浮かびました。私は大笑いしました、お母様の面目躍如(でイイのかな)ですネ。
今回のお母様のお洋服も素敵だわ~。カットワーク(か刺繍)の黒ベストに赤を合わせて、クリスマスモードの先取り?ですネ。
ボルティモアのおかずさん
昔から赤が大好きで、でもこの歳になってはじめて赤を着こなせるようなきがしているの…、とうれしそうに言っていました。
そう言えばボクも赤が好き。
こういうところも似てるんだなぁ…、ってちょっとくすっといたしました。まだまだ健啖、しかも陽気でとてもありがたく思います。
そろそろそちらは冬の準備でらっしゃいましょうか。ホリデーシーズン、たのしくお過ごしくださいませ。