酢重で食べる太い蕎麦

東京駅で一日終える。小腹が減って家に帰る前にお腹を満たしておこうとお店を探す。
時間は10時過ぎたところ。
駅チカといい駅の周りの商業施設、あるいはオフィスビルのお店もほとんどが10時閉店。だからほとんど真っ暗でした。
東京駅の朝は早い。朝早くに起きて電車にのって到着したここで、朝ごはんをというニーズが多い。ところが夜は家に帰ることを急ぐ人たちが多いからでしょう、早じまいのお店がほとんど。
弱り果てます。そう言えば新丸ビルの地下ならば11時くらいまでやっていたはず。やってきてみて数店、まだまだ営業中で「酢重正之楽」という店選ぶ。蕎麦の店でして、一度来たときにはあまりいい印象がなかったのだけど、気持ちがすっかり蕎麦な感じでそれで選んだ。冷たいおろしそばを注文。

ここの蕎麦は太い。
色黒で、平べったくって硬くてすべすべ。
大きな丼にどっさりはいってやってきて、上にはたっぷり大根おろし。
刻んだ海苔に白ごまどっさり。
見た目はにぎやか。
まず丁寧にタレと麺、トッピングを混ぜ合わす。
天かすが自由に使えてそれをたっぷり。またかき混ぜる。
もそもそ食べます。かなり太いからスルスルすすって食べられずもそもそ、麺を押し込み食べるような感じになるのです。
ちょっと味が薄く感じる。以前食べたときに、あららと思ったのと同じく麺への味ののりが良くない。太いということとすべすべしていて、しかも麺が大量に水をのみこみみずみずしいから。

噛みごたえのある太い蕎麦は好きな蕎麦。けれどその太さに負けぬ出汁とかタレとかとセットにならないとその持ち味を発揮しない。だから太い麺線の蕎麦はとてもむつかしい。
ココはタレだけでのらない味を補うために、味噌を用意しているのですね。しかもその味噌が辛味噌で、たっぷりの天かすと一緒に混ぜると和風担々麺のような風味、味わいになっていくのがオモシロイ。海苔の風味に胡麻の味わい。かなり大量に味噌を使うとそこそこおいしくたのしめる。
最後に蕎麦湯をとくとく注ぐ。飲むとこれがかなり辛くてびっくりします。冷たいタレに注ぐ蕎麦湯でぬるくなるのだけど辛さでお腹があったまる。

 

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コメント

  1. 食欲

    更科の細いさらっとしたお蕎麦も大好きですが、黒くて太いぼそっとした田舎そばみたいなお蕎麦も大好きです。
    地元兵庫県の北に出石という所があって、こちらは小皿にもったお蕎麦が5皿出てきて一人前。やや黒目のしっかりとしたお蕎麦です。薬味は大根おろし、ねぎの他に、とろろと鶏卵一個。お皿単位で追加注文ができます。大食いじゃない女の人でも、15皿位はぺろりです。何十軒というお蕎麦やさんが軒を連ねているので、色々と食べ歩くことができます。私が行った限りでは暖かいお蕎麦を提供している所はなかったと思います。サカキさんのおっしゃる通りで、しっかりお蕎麦だから出汁もしっかりやや濃い目です。あー、久しぶりに食べたくなった!

  2. サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

    食欲さん
    おっしゃるお蕎麦。聞いているだけで食べたくなっちゃいます。蕎麦はお江戸のものに限る…、なんて人もいますが日本全国、地方地方でさまざまな蕎麦があって、味わい、食べ方も多彩。蕎麦を食べ歩く旅なんていうのもいいなぁ…、って思います。

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