酉の市の夜、ラムを焼く

西の方から友人がきて、おいしいものでも一緒に食べようとそれで「ラムネ」という店にくる。
「Lamb・ne」というのが正式表記で、ラム肉専門のレストラン。
しかもラム肉を焼き肉仕立てでたのしむというのがコンセプトでメニューを見るとタンにロースにフィレ、ハラミ。焼肉屋さんのメニューで見られた部位の表記がわかりやすい。
テーブルには無煙ロースターが埋め込まれていて、インテリアは随分大人ムード。期待に胸がドキドキします。
まずタレがやってきて調味料が3種類。沖縄の焼き塩に「ラム七味」。七味唐辛子にクミンシードとカレーパウダーを混ぜて、ラム肉に合うように調整されたもので、それに実山椒。たのしい工夫。
お通しにとラム肉を炊いて作ったスープと、ラムのひき肉をココナツミルクで和えたムース。海苔でくるんでどうぞとやってくる。

実は匂いの強い肉が苦手な方なんだけど、ほどよい癖が食べやすく、なによりお店の人の知識と説明能力の高さに感心。
肉の焼き方を秒単位で丁寧に解説したマニュアルのようなものが用意されてて、テーブルの上にはデジタルタイマー。
肉が届くたび口頭でもわかりやすく説明するのがなかなか立派。

厚切りのタン。
片面2分、両面焼いたらロースターの縁の部分で休ませて食べてください…と言われてそうする。
ザクッと歯切れて最後はとろける。
言われた通りにすると必ずおいしくなる…、って信頼感がおいしいものを一層おいしくしてくれる。
ベイビーラムはレアで味わう。
やわらかくってミルクの香りがわかわかしい。

フィレはやわらか。上ロースはタレにとっぷり漬けて味わう。焦げた脂のおいしさや噛みごたえがまさに焼き肉。ハラミはゴリッと奥歯で砕ける感じがたのしく脂でヒヤッと口が一瞬涼しくなる。ラムの脂はさっぱりしてて、あとをひくようなことがないのが食べやすい。

おまかせワイン3種類という提案があった。お店のスタッフが選んだ今日の肉にあうワインをテイスティング気分で飲ませてくれるというもの。ワインの説明も丁寧で、なにより贅沢な気持ちにさせてもらえるいい工夫。
口直しにとたのんだ春菊のサラダがさっぱりとした味わいで口の状態を保ってくれる。フィレには広島産の「淡雪塩」をたっぷりまとわせ味わう趣向。米粉と塩で作った調味料でたっぷりつけても辛さはほのか。米粉の香りが香ばしくってこんな食べ方あるんだと勉強します。骨付きの肉をコトコト炊いた煮込みは肉が骨からするんと抜ける。何を食べてもしっかりおいしく、ラム好きでなくても十分満足できる。オモシロイ店、オキニイリ。

 

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食事を終えて酉の市。花園神社にくりだした。
小さな空間にみっちりさまざまなものが渦巻いている。食べ物をうる屋台の匂い、老若男女、足元も見えないほどの人がうずまきその国籍すらも多彩です。社殿の鈴は、実はディズニーのベイマックスのモデルなんだと言われてて、大小さまざまなくまでが並び、極めつけは見世物小屋。「年頃のおんなたちのマジックショー」なる幟に気持ちがときめいた(笑)。お代は見てのお楽しみ!

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