都電に乗って、ぼんごのおむすび、冬の昼

早稲田で朝食。
都電荒川線の始発駅。
早稲田の駅の近所でもあり、せっかくだから都電にのって移動をしよう。
道路を走るチンチン電車と違って、専用の線路も走る。
狭い軌道で上り下りの線路が平行して走るのだけど、その間隔が狭くて互いがすれ違う時には隣の電車がさわれそうなほど。
アップダウンがかなり激しい。
普通の電車と違って、鋭い角度で曲がったりして車と電車の間のような不思議な乗り物。街の空気を感じることができるのもいい。
道路をまたぐときも踏切がほとんどなくて、運転手さんが目視しながら運転をする。そういうところは電車というより車より。運転席をみながらドキドキワクワクしました。小さな旅の今日の昼。

駅が30もある案外長い路線で、途中何ヶ所か山手線の駅と触れ合う場所がある。そのひとつ。大塚駅で降りて昼食。大塚で昼…、といえばおむすびの「ぼんご」でござる。ちょうど開店直前でお店にいったら既に待ち人6番目につきちょっと待つ。

ガラガラガラっとシャッターがあき、お待たせしましたと中に入るとおいしい匂いがただよっている。味噌汁を炊いた匂いで、眼鏡も曇る。
すでに厨房の中では次々おむすびが作られていて、おなじみさんから電話で注文が続々はいってくるんだそうな。
開店と同時に取りに来る人が何人もいて、たちまちにぎわう。
カウンターの上にはネタが入ったショーケース。
種類は50種類は優に越えるでしょう。座るとまず何を入れてむすんでもらうか決めて注文するのだけれど、なかなかそれが決まらぬ人も少なからずいて、我慢強く注文を待つ女主人のにこやかなコト。注文が決まった分からおどろくべき手際とスピードでおむすびが次々完成していく。

三角形に抜かれた木枠にご飯。
具材を重ねて、上に再びご飯を重ねる。
両手で軽く包み込み形を作ったら木枠をパタンをひっくり返して枠から外す。
手水に塩。
やさしく結んで海苔を巻き、三角形の頂点のひとつに中にむすんだ具材をちょっとのっけてお皿に並べる。
出来上がり。
作ってもらったおむすびは2個。一つは焼いた鮭に生のタラコをトッピング。もう一種類はちょっと変わった組み合わせ。ココで人気の具材のひとつに鶏の唐揚げがあるというのでまずそれ選んで、ベーコン合わす。お供になめこの味噌汁とタクワン、キュウリと漬物ふたつの盛り合わせ。

海苔がパリッと見事に歯切れる。口に貼り付いたりちぎれるものかと頑張ることもしないで自然にちぎれるステキ。ご飯は固め、パラリとしていて中の具材をひきたてる。しかもご飯のすみずみにまで具材が生きわたっているというのもありがたい。
焼けた鮭のしっとり感に生のたらこのネットリ感の相性良いこと、相変わらず。鶏の唐揚げは細かく刻んで味噌とあわせてなめらかで、揚げた衣の油にベーコンの脂が混じってなんとおいしい。脂たっぷりなのに油っこさを感じないのはご飯がおいしく、塩のバランスがいいからなんでしょう。
握るというより具材をご飯で挟んで作ったようなおむすび。だから軽やか。空気をタップリ含んでて、食べてもお腹を重たくしないところもステキ。オキニイリ。

 

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