都会のど真ん中の一軒家にて朝のゴチソウ

朝、ひさしぶりに四番町。No.4にやってくる。
かつてのお屋敷街。今は大型オフィスビルやマンションが建ち並ぶ町にポツンと一戸建てという、のびのびとして贅沢ない店。再開発待ちの空地ということなんでしょうけど、近所の大型ビルの解体工事がはじまった。いつまでこうしてここにあるのかちょっと気になる。ビルを建てるばかりが開発じゃないはずで、こういう街の潤いをなくさぬように街は育てばいいのになぁ…、ってしみじみ思う。
お店はにぎやか。いつも通りの混み具合。入り口部分にベーカリーの物販があり、そこでパンを買って出て行く人がいつも以上に多くて、食べる場所を自由に選べるこういう業態って今の時期にはいいんだなぁ…、って思ったりもする。

レジで注文。お金を払ってコーヒー用のカップをもらう。お店の一部にコーヒーが入ったポットやミルクのポット。砂糖やシロップが置かれてて自分の好みを自分で仕上げてたのしめる…、っていうのがたのしい。
番号札と一緒にテーブルにつき、ほどなくカップスープが到着。トレイを外して椅子の背板と背中の間に挟んで背筋を伸ばす。食事の準備がつつがなく。今日のスープはキャロットスープ。カリカリのクルトン、クミンシードのエキゾチックな香りとなにより熱々で、胃の入り口がパカンと開く。
たのんだのはトーストプレイト。こんがり焼けたトーストにサラダとフレッシュフルーツがつくここの定番。それに目玉焼きとベーコン添えてひと揃え。

目玉焼きは白身を焦がしてくださいという。
ひっくり返してもいいですか?って聞かれて黄身の芯だけ半熟にしてくださいって注文つけた。
果たして完成した目玉焼き。
白身の縁がサクサク焦げて黄金色のレースのように仕上がっている。
ナイフを当てて切って黄身の断面みると芯は半熟。
ボクの大好きな状態でした。

薄切りのベーコンは焼き切れていて脂の香りのおいしいこと。まずはサラダを片付けて、トーストブレッドを半分に割る。パンの繊維が途切れて甘い小麦の香りと一緒に蒸気がフワッ。膨らんでいたトーストがちょっと縮んで食べやすくなる。

トースト半分に目玉焼きをのっけてカプリ。白身の端が咲く咲壊れてザックリとしたトーストの焦げた感じを強調させる。ふっかりとしてほどよく甘いトーストに卵の塩気や風味が混じってうっとりするような朝のご馳走。
黄身の半分が残ったところでベーコンのっけてパクッと食べる。脂がジュワリとしみだしてパンまで濡れるように感じる。
さて残しておいたパンの半分。バターを乗せて溶かしながらしみこます。バターがトーストになじむ間に果物食べて、ミルクをたっぷり入れたコーヒーのお供にパクリ。むっちりとしたパンの食感、バターの風味。ビターなコーヒーと朝の気持ちが華やかになる。空は明るい、春気分。

 

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