浅草のレストランちんや亭で「適サシ」のステーキ!

浅草の雷門の並びに「ちんや」という店がある。
料理屋としての創業は1880年。料理屋になる前、江戸時代には江戸の大名家や大店に「ちん」に代表される愛玩動物を納め、獣医を兼ねてた。それで屋号を「ちんや」としたんだという。洒落ている。
明治の半ばにすき焼き専門店に転身し、今では肉屋を併設した肉がおいしい和食店として繁盛している。
今年に入ってお店の入り口脇にちょっと変わった幟がたった。
「平成29年1月すきやきちんやは敵サシ宣言しました」という幟で、サシが強いか弱いかが肉の上下を決めるんだ的、最近の風潮に対する挑戦するような内容がずっと気になっていた。ただちんやのすき焼きを食べるとなるとまず仲間を集めて大人の財布を総動員しないといけない。だから気にしていただけだったんだけど、今日、ちんやの地下に「レストランちんや亭」という店があって見るとなかなか魅力的。

すき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキの店。それぞれ「ちょい食べサイズ」が用意されてて食べ比べをたのしむことができるんだという。
階段を降り、お店に入るとカウンターにひとり一個づつコンロが置かれた一人しゃぶしゃぶのしつらえの店。先客の紳士がすき焼きをコンロの上に置かれた鍋でクツクツ仕上げて食べてらっしゃる。
ボクはステーキ。サーロインとモモをそれぞれちょい食べサイズでお願いしました。するとそれぞれ2個づつ、ラップにくるまれた肉が運ばれやってくる。お好きな方を選んでくださいというコトで、グラムを選べるだけじゃなく、肉の状態を選んで注文できるところがとてもうれしい。オモシロイ。

選んだ肉が早速調理。
カウンターの中の厨房で焼き上げられます。焼いてる間、提供用の鉄板がコンロの上で温められる。シズル感が満点です。

焼き上がるまでサラダを食べて待つことになる。
すべての料理にサラダがついてくるシステムで、ちょい食べサイズを2つたのむとサラダも2つ。ご飯はたのまず健康的な食事としました。
生姜の香りと軽い渋みがおいしい和風ドレッシングで、食べるとどんどんお腹がすいてくる感じ。
焼かれた肉が鉄板の上に置かれてソースをサラッとかける。サイドに茹でてソースであえたもやしを添えて出来上がり。ソースがグツグツ沸騰しながらおいしい香りが漂ってくる。ナイフを添えてちょっと力を入れた途端にスパッと切れる。手首に力はまったくかからずナイフの自重で切れてく感じ。おいしい予感にお腹はグーッ、よだれが口を潤します。

焼き加減はと聞かれて「おいしいように」とお願いしたら、サーロインはミディアムで、モモはミディアムレアがおいしいと存じます…、というのでそうした。で切った肉の断面のまさにそういう感じにウットリ。
味はといえば、なんと言えばいいんだろう。ザクッと歯切れてサクサク崩れる。
まさに「適サシ」ならではの歯切れの良さと口にあふれる肉汁、旨味。肉の繊維がゆっくりほどけておいしい余韻を残して消える。
ステーキだなぁ…、おいしいステーキ。サーロインは脂がとろける感じがおいしく、モモは肉そのものの旨味、食感が圧倒的。ただただ無言で味わって、満腹感より満足感を感じる一品。好きな店です、また来よう。

 

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