近所の蕎麦屋で胡座かく爺

今日は家にいなくちゃいけない用事が夕方まであれやこれやと。
排水パイプの修理に火災報知器の定期点検。合間に外に出られる時間はそこそこあるけど遠出はできない。まず朝食は家で作ってテキパキと。
調理器具をあまり使わず作りましょうと、クロワッサンを2枚に開いて薄く削ってもらって買ったジャンボンブランにエメンタールを薄切りにする。ニュースを見ながらむしゃむしゃ食べる。
クロワッサンのバターの味わい。ジャンボンブランの脂の風味に塩味に、エメンタールチーズのコクと調味料を使わずとも素材の持ち味同士で料理が仕上がっていくのがありがたい。

昼は近所のそば屋にする。
大木戸藪という店で、先日はじめてやってきた。タナカくんと近々来ようと言っていたのに果たせず仕舞の店でなんだかしみじみしちゃった。
ただ他にも行きたいお店が四谷三丁目にもたくさんあるけど、昔から何度も通った店にはまだまだ時間がかかる。
彼が逝った直後には顔を出せた店も時間が経つにしたがい、思い出ばかりが募ってなかなか足が向かない。まだまだ時間がかかりそう。
靴を脱いで板間に座る。おデブちゃんにもやさしいように厚みのある丸いい草のクッションが用意されててあぐらかく。
今の季節のおすすめランチ。冷たいぶっかけ蕎麦に小さな天丼のセットをたのむ。ここに来たいネと思ったきっかけが、お店の外に流れてくる天ぷらを揚げるおいしい油の匂いだったから、ここではこうして天丼セット。

ミニ天丼にはキスとししとう、茄子の天ぷらがのっかっている。
けれどやっぱり天丼と言えばエビの天ぷら。
150円追加するとエビの天ぷらをトッピングできるというのでたのんでみた。
すると天ぷらは天丼に乗せますか、そば用に別添えしますか?と。
天丼にのっけてくださいとお願いすると、甘めのタレにどっぷり浸してしんなりしたをのっけてくれる。
おいしいなぁ…、茄子の天ぷら。ボクはあんまり好きじゃなかった。油をたっぷり吸い込んで重たい感じが苦手だったんだけど、タナカくんは大好きでだからなんだか好きになっちゃった。やわらかくって甘くてしっとり。口の中でとろける感じが好きだったんだろうなぁ…、おゴチソウ。

器の口は小さい。天ぷらが盛りばえするようにということなんでしょう。お茶碗くらいのサイズしかないように見え、実はこれが深いのですね。
逆ひょうたん型の器で持つとどっしり。かなりの量のご飯が入ってて、かなりつゆだく。天ぷらの衣の油が染み込んだタレがかかったご飯のなんともおいしいこと。蕎麦は太めで茶そばのような色合いで歯ごたえが良い。浸かったタレは甘めの返しに鰹節系の酸味の強い出汁でキリッと冷たくて、色が濃いけどゴクゴク飲める。大根おろしをのっけてスルリ。
〆の甘味がついているのが独特で、みかんの寒天、冷たい汁粉。ふたりで来てたら多分、汁粉は彼に譲っていただろうなぁ…、好きだったもの。

 

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コメント

  1. batten

    関東のアメリカンコーヒーみたいな蕎麦汁。冷しは好きですが温かいのは関西以西のが好きです。
    それでも美味しそうなセット物、甘味までついてカロリーも気になりますね。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      battenさん
      油に砂糖。最高のゴチソウですね(笑)。東京の濃い色をした汁もなかなか乙なもの。ひさしぶりに体がシャキッとする思いでした。

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