辛くて熱いテンジャンチゲで汗をかく

今日も暑い。そして暑いときには辛いもの。昨日と違って今日は辛い上に「熱い」料理を食べたくてそれで「とんちゃん」。
サムギョプサルがおいしい店で一世風靡したチェーン店。
コロナの今にあってもしぶとく元気にがんばっている。
韓国料理店ってアルコールと密接に結びついているところが多くて、そういうところは苦労している。大久保の街に行くと空き家が目立つように感じるものネ。
ここは酒というより料理が売りで、ランチも結構にぎわっている。
かつては全員韓国人スタッフで営業していたけれど、韓国人管理職がインド系の人たちを使って営業する店になった。共通語は英語でなんだかインターナショナル。大きなモニターから流れるK-POPを聞いていると、小さな良好をしているみたいな気持ちになっちゃう。オモシロイ。

水に氷がぎっしり入ったステンレスの大きなピッチャー。同じ素材のカップがストンと置かれる。壊れる心配のない食器。しかも冷蔵庫の中で冷やされてるから手にも冷たい。これでいいのかもしれないなぁ…、って合理的なることに感心。
ここでランチにたのむのはほぼ「味噌チゲ定食」。木のトレイの上に並べられた食器がこれまた土鍋をのぞいてこわれぬものばかり。そういえば韓国で仕事をしていたときに、訪問先の会社の社食がステンレスの仕切りの入ったトレイに直接料理を入れて食べるスタイル。徴兵制度のある国です。慣れてしまえばチープに見えなくなるのがたのしかったりしたものでした。

そういえば箸とスプーンが盾に置かれる。
中国料理も同じスタイル。
箸を横に並べる日本の配膳ってちょっと特別。食の文化はオモシロイ。

韓国料理は辛いと同時に甘い料理が多い。
この味噌チゲは甘みを加えず味噌と出汁の味わいだけで整う料理で、それが好き。
細かい沸騰がテーブルの上でもしばらく持続して、料理の表面が落ち着くと鍋の中の様子が見て取れる。
じゃがいも、玉ねぎ、ネギにピーマン。豆腐にしめじに韓国かぼちゃと具だくさん。しかも出汁をとったイリコがそのまま残ってて青唐辛子がゴロゴロ入って赤くないのにビリビリ辛い。

赤唐辛子のずっしりとした辛味はないけど、舌をつねるような鋭い辛さが特徴的で、一口目から汗をかく。
ただ青唐辛子の辛さは持続しないから舌の上に重なり積もることがない。最初の辛さがずっと同じく続くから食べてるうちに辛さに慣れて味噌のうま味や風味、素材の持ち味をたのしむことができるようになる。ご飯一口ごとに口がリセットされるのもオモシロイ。
今日のおかずは青菜のおひたし、ソーセージの煮物にもやしのナムル。カクテキ、キムチと味わい、食感ともに多彩。中でもここのカクテキが好き。カリッとこわれて口の中をみずみずしくする。
チゲが少なくなってきたら飯器の蓋を土鍋の底にかませることで斜めにする。お行儀悪いけど残さずきれいに食べられるからオキニイリ。

 

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コメント

  1. Kei

    チゲ美味しそうですね〜
    チゲやクッパを見るといつも思い出すのが弘前にある焼肉京城苑のカルビクッパです。韓国人の後輩に言わせるとソウルの味と一緒、とのことでしたが、抜群に美味しくて肉も頼まずこれだけ食べによく通ってました。弘前を離れ、焼肉屋に行くとあの味に会えないかしらと毎回頼みますが、いつも期待外れ。何というかコクが10倍くらい違うんです。店内のメニュー看板にはには赤坂と書いてあったので、チェーン店?とも思ったのですが、そもそも京城苑という名前の店が多すぎて探しきれません。サカキさんなら何かご存知だったりして?

    • サカキシンイチロウ

      Keiさん
      弘前にはお客様がいらっしゃって何度も伺ったことはありますが、残念ながら京城苑というお店は存じ上げませんでした。
      おっしゃるように京城苑という焼肉店は日本中に何軒もあってチェーンストアというわけでもないので店名が同じとて同じ料理が食べられるかどうかはわかりませんよね。
      それにしても焼肉をたのまなくても満足できる焼肉店ってステキな上に使い勝手がいいですよね。
      ほとんどの焼肉店ではスープやクッパはついでに通流料理のような扱いで、カルビクッパがおいしいお店を東京でひとつあげろと言われると困ってしまう。おいしいお店をちょっと思案してみることにいたしましょう。

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