赤坂天壇、野菜のバフェに出汁にくぐらせ食べる焼肉

昼、ひさしぶりに赤坂の天壇。
京都出身の焼肉専門店で、バフェ付きのランチが有名。たまにメディアに取り上げられると、1時間待ちが当たり前になっちゃうくらい人が集まる人気の店で、ここ半年ほどズッとふられてしまってた。
今日はちょっと早めにと開店30分くらいも前に来たらすでに2組ウェイティング。
開店時間にはエレベーターホールから溢れるほどの人、人、人。なんだかちょっと得した感じ。
それにしても四谷三丁目も赤坂も厳戒態勢。街角かどにお巡りさんが立ってて、ジロリと睨みをきかす。新宿通りの東に向かう車線は二車線通行止めで小さな渋滞、できていました。
そういえば、お店が入るビルはかつて、飲食店ばかりのビルだった。しかも大人の夜のたのしみを粋に演出いたします的、おしゃれなお店ばかりだった。ところが今ではカラオケ、ホットヨガにボクササイズと飲食店以外の業態が幅を利かせる。これも時代なんでしょう…。

お店は雅なムードです。
テーブルは大きく椅子も座りやすくて通路も広い。
2テーブルごとに壁で切りられ、半個室的な空間で周りのことを気にせず焼くということに集中できる。
入口前。
厨房の出入り口横にあるカウンターに、料理が並んでとり放題。
料理の種類は20種類ほどと決して多くはないのだけれど、そのほとんど野菜。
レタスのようなサラダ野菜にナムルやキムチと野菜が中心。
IHヒーターの上に置かれた大きな鍋の中に、コトコト煮込まれやわらかくなった牛すじがどっさり。保温ポットにわかめスープ、それからご飯とそれらだけでも十分、お腹が満たされそうな予感にみちた良いバフェライン。

さっそくお皿に盛り付ける。
塩を軽くもみこんで空気にさらしてしんなりさせたオニオンスライス。
ナムルを数種。
ほうれん草にモヤシにぜんまい、ニンジン。
白菜キムチにチャプチェ。
それからニラチヂミ。
豆の大きなモヤシのナムルがザクザクバリバリ、奥歯のところで砕ける感じが大好きで、ほうれん草はしっとりやわらか。
ここのキムチは甘み控えめで、いつもほどよい漬け具合。
ほどよき酸っぱさで食べやすい。

小さなボウルにご飯を少々。
サイドに牛すじの煮込みをそわせてぼっかけ飯のようにする。わかめスープにはネギをちらして風味をそえてひと揃え。
焼肉ランチでありながら、肉はついでのようにさえ思えるほどに野菜たっぷり。途中でご飯をちょっとお替り。ご飯の上にコチュジャンをのせ、レタスの葉っぱ、ナムルをのっけて箸でワシワシよく混ぜる。野菜たっぷりのビビンパにしてもりもり食べる。気持ちが満ちる。

肉は3種類。上たん塩とロース、それからミルフィーユロースというここ独特の名物料理。
ここのロースはまるですき焼きの肉のようにちょっと厚めにスライスする。しかも端の脂の強いところを外して限りなく長方形に近く切り出しざっくりとした歯切れの良さを味わう趣向。
当然、端材がたくさんでてそれを重ねてあたかも分厚い1枚の肉のように仕立てたものがミルフィーユ。そっと持ち上げ焼くと肉汁が肉と肉の間に蓄えられてジューシーに仕上がっていくのも面白く、こういう工夫をよくしたなぁ…、といつもしみじみしながら味わう。
しかもこの店。スープにくぐらせ味わうのです。誰は甘くて胡椒たっぷり。焼くと甘みが焦げて肉がこうばしくなる。ただそれをそのまま食べると味が強過ぎ、スープに浸すことで余分な甘みや脂を落としておいしくなる。しかもこのスープ。酸味があって肉の持ち味を引き立て、後口スッキリさせる。さすが京都の美味の追求って思ったりする。堪能です。

 

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