讃岐のやわそば、たかしまコーヒー店のハムトースト

高松の朝。味庄っていうセルフのうどん屋で、高松駅の裏側。バスロータリーに面したお店。プレハブっぽい建物が、いかにも讃岐のうどん屋さんって感じ。
入り口脇に自転車一台。来るたびあって、お店の人が乗ってきているに違いない。生活と店の仕事が継目なしにつながっている、ボクが好きな店にはそういうお店が多かったりする。
朝早起きのお店で、7時ちょっと過ぎというのにほぼ満席です。
繁盛しているうどん屋さんのお店の空気は潤っている。茹で釜から出る水蒸気に、出汁のおいしい香りが混じって朝の気持ちがシアワセになる。
カウンターがはじまるところにお稲荷さんやばら寿司があり、ウォーターサーバーの隣で麺を注文する。それから天ぷら。お金を払って出汁を自分で注いで食べる。

この出汁の入った容器が大きなステンレスのタワーのようで、蒸気でずっと温められてる。
蛇口をひねると勢い良く噴き出してくる出汁の香りのおいしいコト。これが家にあったらどんなにシアワセだろうといつも思ってにんまりします。
ちなみにここではうどんじゃなくて蕎麦をたのみます。案外、蕎麦も人気の店で県外の人はまず間違いなくうどんをたのむ。けれど地元の人は10人に一人ぐらいは蕎麦をたのんでるみたいで、だからお店の人も怪訝な顔するコトなく蕎麦を作ってくれる。
天ぷらを2個。ひとつはちくわ天で、もう一種類はエビのかき揚げ。殻付きの小さなエビに衣たっぷり。おいなりさんもひと皿もらってひと揃え。

ちょっと太めの色黒の蕎麦。
角張っていて、ねっとりやわらか。みるみるうちに出汁をグイグイ飲み込んでいく。
イリコの香りが強烈で、軽い渋みと苦味が残る荒々しい汁。一口飲めば体に力がみなぎる感じ。
上にエビのかき揚げをのせそばを底から引っ張り出してそれを沈める。
衣が出汁をまた飲み込んで、丼の中の水位が下がる。出汁を再び注いで食べます。
食べてるうちに衣が湿ってホロホロかき揚げが崩れて散らかる。天ぷら油の香りとコクが、イリコの出汁を一層力強くして、蕎麦と一緒に口の飛び込み口を潤す。出汁を含んだやわ麺は、まるで出汁が麺の形をなしているようで心おきなくおいしい出汁を味わい尽くす。

ちくわの天ぷらは指でちぎって一口大にしておいて、ウスターソースをかけて蕎麦のおかずにします。ウスターソースの酸味と香り、スパイシーな風味が天ぷらをハイカラ味にしてくれる。
ここのおいなりさんはびっくりするほどみずみずしい。煮汁をたっぷり吸い込んだお揚げさんで包んでて、噛むとジュワッと煮汁が染み出す。そこですかさず出汁をゴクリ。口の中がきつねうどんのようになる。シャリはもっちりやわらかめ。お酢がきっぱりきいていて、一口ごとにお腹が空くようなオゴチソウ。ずるずるハフハフ、味わって朝のお腹が満たされました。南に向かって移動です。

 

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徳島でオキニイリの喫茶店「たかしまコーヒー店」でぼんやりします。
のんびりとした空気漂う喫茶店。カウンターの中にグリドルが置かれてて、そこで作られるハンバーガーやサンドイッチが人気のお店。
いつもたのむのは「ハムエッグトースト」です。
パンをグリドルの上で焼く。バターを流してシットリと。けれどカサカサ、生地の芯まで時間をかけて熱が入っているから歯ざわり、食感軽やか。目玉焼きをパンを焼いてるかたわらで焼き、ハムをのっけてハームエッグにする。ケチャップとマヨネーズを塗ったトーストの上にのっけて挟んでしばらく休ませる。4つに切り分け出来上がり。
プチュンと玉子がはぜるように歯切れてる感じが肉感的で、ハムやケチャップの風味でパンがおいしくなってく。
スッキリとした酸味おいしい熱いコーヒー。お店の人と他愛ないおしゃべりをして、そろそろ帰る準備です。

 

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