讃岐のうどんにドトールのミルクレープ

お昼、家の近所でうどんを食べる。一昨年まで松井製麺所の名前でお店をやっていた、讃岐出身のご夫妻が店を閉めたあと場所を代えてはじめたお店。「本広うどん」って名前で雑居ビルの奥の奥。細くて暗い通路を歩いていった突き当りという、お店のロケーションとしてはいささか難あり。
つい最近までは看板もなく、やっと最近、ビルの袖に店名をかいた大きな旗がぶら下がった。
大好きだった。前の店は半地下で、降り上りが難儀だったけど通ってた。気さくな奥さんの讃岐弁が、ボクにとっては親戚が話す言葉で、彼にとっては大学時代に聞き慣れたもの。
今日も「ひさしぶりやねぇ…、元気でやっとったん?」って声かけられて母の実家に里帰りした気持ちになった。移転直後はメニューが揃っていなかったけど今はしっかりフルメニュー。熱いかけにきつねにエビちくわ天、スパムおむすびでひと揃え。

エビを殻ごとすり身にしてちくわ状に焼き上げたのに衣をつけて天ぷらにする。
注文してから揚げてくれるからふわっふわで衣はサクサク。
噛むとサクッと歯切れてエビの香りを吐き出しながら、あっという間に消えていく。
讃岐のお揚げっていわれる大きな油揚げを、ふっくら甘く煮込んだきつね。

うどんの上にのっけてしばらくなじませて噛むとジュワリと煮汁が染み出す。塩の風味といりこの香りがおいしい汁にきつねの油や煮汁の甘みが溶け出して、ぐいぐいおいしくなっていく。
料理を手渡すカウンターにネギや天かす、生姜がおかれてそれらもドサッとのっけて味わう。讃岐流にニッコリします。

最初は角のたった麺。その角が汁につかって徐々にゆっくりとれていく。透き通ってた汁にうどんのでんぷん質が壊れてとけて食べてるうちに白濁してくる。
汁を吸いつつスパムおむすび。
はじめてここのスパムおむすびを食べたときにはびっくりしました。卵焼きが甘くって、塩と砂糖を間違えたんじゃないかって思うほどに甘かった。でもその甘さがスパムの塩気を引き立て、うどんのだしもおいしくさせる。
そう言えば讃岐の料理は甘かったなぁ…、って思ったりもした。なつかしい。

 

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オールシーズンズコーヒーが四谷三丁目からなくなっちゃってさみしくはある。でもドトールコーヒーはまだ元気。
それで今日はドトールコーヒー。
温かいラテをたのんで、ミルクレープをお供にぼんやり。
ミルクレープってなんでこんなにおいしいんだろう。
フォークを当てるとコンコンココンとフォークが薄いクレープ生地を切っていく。
一口分を口に含むとはらりと壊れて散らかりながら、けれどしっとりとしたクリーミーな感じはそのまま。ほどける感じがオゴチソウ。
こんなに複雑で儚い構造をしていながら、切っても形が崩れない。崩れていくのは口の中に限ったこと…、っていういじらしさもいとおしくって、今日もニッコリ。たのしく味わう。
そう言えば一番端っこのちょっと焦げたところがカラメルみたいな味がするって、ずっとその部分はタナカくんのものだった。確かに他のところよりもほんのちょっとだけ香ばしくって、おいしいなぁ…、ってしみじみ思う。オゴチソウ。

 

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