西新宿のカフェのバフェ

ひさしぶりにカフェのバフェ。
西新宿のハイアットリージェンシーホテルのレストラン。
メインダダイニングは星付きレストランのミッシェルトロワグロ。だから「かつての」ホテルレストランのカテゴリで言えばコーヒーショップという位置付けになるのだろうけど、コーヒーショップというには少々贅沢で、最近、ホテルの人たちはそれを「オールデイダイニング 」という表現するのを好んだりする。
朝食から閉店まで一日中、途切れることなくおいしいものを提供します、という心意気。悪くないな…、と思ったりする。特に週末限定のバフェはたのしい。食べ放題の料理ではなく、レストランの料理を好きなだけ選んでたのしみ満たされる…、って感じのバフェがオキニイリ。

売り物はローストビーフです。バフェカウンターにしつらえられたキッチンでシェフがカーブしてくれる。何も言わないと5ミリほどの厚さで切り分け、肉汁を煮詰めたグレービーをかけてくれる。むっちりとした噛みごたえ、歯茎にまとわりついてくるようなネットリ感と肉の酸味がたのしめる。バランスの良いいかにも優等生的なローストビーフ。
その半分の厚さに切ってもらって塩と胡椒だけで味わう。口の中でたちまちとろけて肉の風味と甘味だけがあとに残る潔さ。一方、それを倍の厚さに切ってもらうと、噛んだ途端に奥歯が沈むような力強さに肉を食べてる…、って充実感を味わえる。
同じ肉です。しかも同じように調理されてるローストビーフが、厚さひとつでまるで違った料理に感じる。オモシロイなぁ…、って思って食べる。

その厚切りのローストビーフを一口大に切り分ける。
もっとおいしく食べてやろうと、バフェカウンターで食材探す。
今日はビーフピラフが用意されてて、そこに厚切りローストビーフ。ホースラディッシュにネギを散らして洋風ビーフボウルを作ってパクリ。
ローストビーフだけ食べるより肉々しさが強調されて、しかも脂までもがおいしく感じる。オモシロイ。

厨房からできたての料理がひとつ、季節ごとに提供される。
今の季節は姫アワビ。薄切りにして蒸したアワビを酢飯にのせてとろみを付けた醤油ダレをかけて味わう。隣のおばさまたちが「おいしいけれど、これ食べちゃうとお腹に結構たまるわネ」…、って。
いいとこ突きます、笑っちゃう。
水気のものを食べるとお腹が膨らんじゃう…、って思いながらもコーンポタージュ。あると抗し難くて食べるとこれが甘くておいしい。ポッテリとしたとろみも上等、ニッコリします。
生ハム、キュウリ、揚げたサーモンのエスカベッシュ、茄子のグリルにシーザーサラダ、カプレーゼと前菜お供に泡を飲む。マルゲリータとクワトロフォルマッジョのピザにピカンテオイルをタップリ。分厚いサーモンを鉄板で焼き、オリーブオイルとバジルで風味を付けたもの。

このサーモングリルがおいしくて、それをほぐしてパスタの上にのっけたくなる。
注文してから作ってくれるパスタのソースが三種類。トマトソースにボロネーゼ。アリオリオと用意されててアリオリオはしらすが具材になるという。サーモングリルをトッピングにできそうなのはトマトソース。それをタリオリーニで作ってもらう。しっとりとしたサーモンにトマトソースがからんでおいしい。
タリオリーニが案外おいしくボロネーゼでも作ってもらう。上にたっぷりチーズをのっけ、食べるとチーズがいい仕事する。結局、アリオリオのしらすパスタをスパゲティーニで作ってもらう。お腹がほどよく満たされる。

それにしてもサービスのいいレストランです。
バフェというのはそもそも「人手をかけずにお客様をよろこばせる」方法として考えられた側面もあり、特にホールサービスをする人たちが少ないというのが当たり前。
けれどここではサービススタッフの出番が多い。
飲み物は注文制だし、ナイフ・フォークの交換もいわなくてもしてくれる。食べ終わったお皿もすぐに下げられて、だからテーブルの上がいつもキレイで気持ちいい。
さて別腹とパンケーキ。栗のピュレを混ぜて小さく焼いたのを二枚とり、その一枚にホイップクリームとあんこをのせる。それをパカンと重ねてどら焼きみたいにしてパクリ。
どこを食べても栗の風味、ホイップクリームのとろける感じのおいしいコト!ブラッドオレンジとマンゴーのソルベをお供にお腹が満ちる。クレマおいしいロイヤルミルクティーを飲んでお腹をあっため終える。満足しました…、オキニイリ。

 

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