良きサービスをするためのバフェというスタイル

朝を贅沢に…、とホテルバフェ。
ずっと前から気になっていた新宿南口にある小田急ホテルサザンタワーのメインダイニング、サザンテラスダイニングの朝のバフェ。
かつてトライベックスとかって名前でニューヨークスタイルのちょっと気取ったモダンフレンチのお店だった。フルオープンキッチンにリニューアルして、キッチンに溶け込むようなバルコーナーとキッチンを眺めることはできないものの新宿御苑ごしの東京の景色を独り占めするかのようなレストランコーナーがシームレスにつながるカジュアルなお店になった。
朝のバフェはキッチン前面のカウンターを端から端までつかったバフェが売り物。厨房がおどろくほどに近くて臨場感に圧倒される。気持ちいい。

料理の種類自体はほどよくしぼりこまれて過不足ない品揃え。
サラダコーナーにアルファルファがあり、それを中心にインゲン豆のソテにクリスピーベーコン、真鯛の焼いたのにスクランブルエッグとまずは最初のひと皿作る。それから茶碗にご飯をよそおい釜揚げしらすをたっぷりのせる。スモークサーモンにキュウリをそえておかずとしわかめ、なめこを入れた赤だしでひと揃え。スモークサーモンは焼き鮭の代わりにはならないんだと思って笑う。
ただ一品ひと品がしっかりしていて、種類を揃えるよりもおいしいものを最小限というのがこれからのバフェのあり方なんだろうなぁとしみじみ思う。

パンを焼きます。
全粒胚芽のパンをうっすら焦げ目がつくかつかぬかという焼き加減にて一枚、用意。
パンを焼いてる間に目玉焼きを焼いてもらった。
オーバーミディアムに一個やいてね…、とお願いをして割られた卵のうつくしいコト。
黄身がぷっくら盛り上がっていて、色が鮮やか。
飼料にこだわり育てた鶏の生んだ朝どれ卵。食べたこともない贅沢な食材よりも、いつも食べてる食材のとても贅沢なもの…、っていうのが今の贅沢。
ジリジリ蓋して片面をやき、ひっくり返して蓋せずしばらく焼き上げる。
パンを乗っけたお皿を手渡し、パンの上にポンっと一枚、目玉焼き。そこにしっとりやいたショルダーベーコンを乗せて畳んでナイフで切った。
中からプチュンと黄身が飛び出しソースのようにパンを濡らすうつくしさ。ねっとりとろけてパンを甘いごちそうにする。素材同士の持ち味で味がしっかり決まるところもウットリします。

サンドイッチを作っていたらサービススタッフが近づいてきて、そっと紙ナプキンを置いていく。うれしいサービス。バフェで料理をとってたら厨房スタッフがいろいろ声をかけてくる。ホールスタッフもにこやかで、会話のきっかけを自然に見つけて話しかけてくるのもステキ。
サービスが良いバフェというここ。料理を運ぶことを目的としない、お客様の快適な状態を作り出すために最も効率の良い働き方を模索した先にあるバフェ。これからの飲食店ってこういう形になるのかもな…、とニュースタンダードを感じてニッコリ。
プレインヨーグルトにオレンジそえてお腹の状態を整えて、ポットに入ったコーヒーをお代わりしながら朝の時間を無駄遣い。

ちなみに先日かったスタビライザー付きのカメラ、osmo pocketを試しにつかってバフェの様子を撮ってみました。ヌルヌルしてます、使いこなせば面白そう。

 

 

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