胃袋が里帰りしてた店、長崎飯園

ボクの思い出の店に付き合ってもらったから、彼の好きだった店にも行っておこうとそれで神田に移動。
「長崎飯園」というお店で二度目の昼ご飯。
長崎出身の彼にとって、一番思い出深い料理は皿うどん。
おいしいお店がないかとずっと探してて、まだ秋葉原にこの店があった頃に遭遇。そして熱狂してた。
長崎で食べてた味があるんだよネ…、って言ってよく通ってた。
「里帰りしたくなったんだけど、付き合ってくれない」なんて誘われて、ボクも一緒によく行ったなぁ…。目当ては皿うどん。関東でよく食べられるパリパリの細麺じゃなく、ちゃんぽん麺を使ったやわらか麺にとろんとあんかけがかかったもので、ボクは彼にこの食べ方を教わってから虜になった。
場所は変わって神田の駅近。清掃見事に行き届いてて、テーブルの上の調味料入れのステンレスの蓋が眩しいほどに磨かれているのも昔のまんま。

じっくり待ちます。
おじぃちゃんが厨房で一人、鍋を振っているから時間がかかる。
サービスのおばちゃんもかなりの年配。
おいしい皿うどんを食べることができなくなると困るから、おばちゃんもおじちゃんも長生きしてよねって来るたび言っていたのに君が最初に逝っちゃった。
バカだなぁ、他人の心配するより自分の体を心配してほしかった。
おじちゃん、おばちゃん、どちらも元気。
20分ほど待ってやわらか麺の皿うどんがやってくる。ぽってりとした餡がたっぷりかかって麺をきれいに覆う。箸を突っ込み麺を持ち上げヒックリ返すと湯気がフワッと立ち上がり、一緒においしい匂いが鼻をくすぐるおいしさ。そしてズルンとすすって食べる。

どっしりとしたスープの旨味に炒めた野菜の風味が混じる。白菜、もやしにかまぼこにエビ。豚バラ肉に刻んだタコと具材はさまざま。麺がむっちり、奥歯を撫でてつぶれて消える。
お酢じゃなくってウスターソース。これもここで教わったコト。しかも長崎の金蝶ソースが用意されてる。胡椒もパラッとふって風味を整えズルン。おいしいなぁ…、しみじみおいしくなんのせいだか鼻水ずるずる出てきちゃう。
食べてるうちに餡がほどけてスープに戻る。ちゃんぽんを食べてるような感じもしてきてひと口そしてひとすすり。そう言えば、ココが神田に移ってからは銀座の吉宗の方が便利で通ってた。でもそちらは現在、休業中。本当に里帰りしなくちゃ食べれぬものになったよ…、さみしいネ。

 

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ちょっと歩いて「エース」でドーナツ。
海苔とバタートーストで挟んだ海苔トーストで有名な店。
けれどここのドーナツが好きで、一緒のときはいつもドーナツ。
これがすごいドーナツで、揚げたシュガードーナツにバターをのっけてトースターで焼き、溶けたバターをたっぷり吸わせて味わうというもの。
フォークで切るとボロっと崩れ、口に含むとひんやりするほど油たっぷり。
虫歯にしみるほどに甘くて、でもその甘さにホッとする。
アイスコーヒーを一緒にもらう。そのアイスコーヒーもあらかじめ砂糖を溶かして仕上げた昭和喫茶の定番アイスコーヒー。ミルクを注いでも比重の関係でミルクが溶けずに上に漂うほど甘い。
今週は三度目の月命日がやってくる週。カロリーのことはしばらく忘れてみましょう…、食べ歩く。

 

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