29の日の肉にザ・プロム

友人を招いての今年最後の肉の日ランチ。
いただきものの和牛のステーキ用の肉。そのままステーキにしようかと思いもしたのだけれど、アイリスオーヤマのおしゃれなホットプレートを買ったのでお披露目兼ねて「焼きステーキ」にする。
塊肉の表面だけをこんがりと焼く。それをしばらく休ませて、落ち着いたとこで噛みごたえを残した厚さに切り分けて、ホットプレートで好みに焼いて食べるスタイル。脂がしっかりとした肉だから、レアよりちょっと強めに焼いて脂が完全にとろけたところで食べると肉の風味も脂の甘味も思う存分たのしめる。スパイスソルトや塩胡椒。焼き肉のタレやわさび醤油を用意して、味も好みで。

中でもこれはおいしいって思ったのが、ドライトマトをガーリックオイルで戻したものを乗っけて食べるという食べ方で、口の中でイタリア料理が完成するようなオモシロさ。
お供にサラダ。
タラバガニの缶詰を大胆に使った贅沢レシピ。
レタスをちぎってボウルに入れて塩を少々。ビッグシェフってブランドのファンシーモアを入れてグイグイ手で揉みレタスをしんなりさせる。
オレガノ少々で風味をつけて、タバスコちゃちゃっで味をキリッと引きしめる。タラバの肩の肉はレタスと一緒にあえてレタスを蟹味にして、足の肉はそのままドサッとレタスの上に積み上げる。茹でたエビもちらしてこれも堂々メインになる一品。

パエリヤを炊く。テフロン加工の四角く深いフライパン。米を洗わずそこにモランボンのパエリアスープを注いで炊く。このスープがなかなかおいしくオキニイリ。
米の上にマッシュルームにアサリ、チョリソにパプリカ。蓋してグツグツ炊き上げて蓋をとったら茹でたエビ。オリーブちらして再び蓋して軽く蒸らして出来上がり。ご飯は硬めに仕上がって、最初はちょっとみずみずしくて徐々に蒸気が抜けてパラッとしてくる。レモンを搾って風味整えハフハフ食べる。誰かのために料理を作るってこんなにたのしいコトなんだ…、って久々思う。オゴチソウ。
食事を終えてイチゴを食べる。ヘタの部分が青々しくてやっぱりイチゴは命を食べてる気持ちがしてくる。甘くてとても愛らしい。

ランチを終えてNetflixで配信中のミュージカルドラマ「ザ・プロム」を観る。
前からずっと観たかったんだけどせっかく見るなら友だちとワーキャーしながらと思って今日まで我慢した。
ブロードウェイミュージカルの映画化です。
メリルストリープにジェイムズコーディン、ニコールキッドマンが主要キャストを務めてるというのも話題で、通常時なら大々的に劇場公開となったんだろうけど、コロナの今にということもあってNetflixで同時公開。
これからこういうことが当たり前になるんだろうなぁ…、って思ったりした。

内容は同性愛者だからということでプロムに参加できなかった女の子の物語。彼女を助けることで一発当ててやろうとちょっかいを出す落ち目のブロードウェイ俳優たちがメリルストリープにジェイムズコーディン、ニコールキッドマンたち。
彼らは女の子を特別な個性として売り出そうとするのだけれど、当の女の子は自分の当たり前をただただ大切にしたいだけ。特別な人間だと主張するのでなく、ちょっと個性的なだけの普通の人間なんだと認めてほしくて、そこでいろんなドタバタがある。
マイノリティーであることを「特別なコトなんだから認めろ」というリブ的な主張でなく、「多様な普通があることをわかってほしい」というやさしい主張。いいなと思った。しかも歌や演技がゴキゲンで、ますますいいなと思った一本。なんだか勇気が湧いてきた。

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