羽田のお粥、高知のモーニング
昨日の夜、ワインがすすんでちょっとお腹が重たい朝。
早朝移動の朝でもあって、羽田に向かう。
出発前にシャワーを浴びてシャツを羽織ったらスゴイ汗。
あわてて再びシャワーを浴びて、体を冷ましてシャツを着る。
リムジンバスで羽田に着いたら、空港ターミナルの中はにぎやか。
家族連れが多くって、そうか、今は夏休み!
朝のご飯を「HITOSHINAYA」。
お店の中も家族連れでいっぱいでした。
小さな子供に正しくおいしい出汁料理。いいなと思ってお茶の代わりの出汁を飲む。
ちょっと疲れているようです。
出汁を薄く感じてしまう。
体が疲れている以上に舌が疲れているのでしょうね…、本来あるべき旨味やほのかな塩味が今日は平べったく感じてビックリ。
お水を口に含んでしばらくなじませて、ゴクリと飲んで再び出汁をコクリと飲んだ。出汁の風味をかすかに感じてちょっとホッといたします。
さて、朝ご飯。「おかゆ」にしました。
ふっくら炊き上げた白粥に、鼈甲あんにおかずがいくつか。お酒で荒れたお腹をやさしくいたわる所存。
ぽってりとしたお粥の上に、たらりとあんをたらしてハフっと一口含む。
出汁の香りが鼻から抜ける。
甘み、旨味に塩味が次々口に広がっていき、軽い酸味でスッキリさせる。
口から喉に、喉からお腹に粥が流れてゆっくり体をあっためる。体も頭も目覚めてきます。
豆腐のジュレがけ。しらすおろしに、おかかをたっぷりのっけたほうれん草のおひたしに。体にやさしい料理が沢山。
いつもは食べない温泉卵も、今日は体を動かすための薬と思ってスルンと食べる。昆布の佃煮、梅干しがしみじみ体に染み入る朝でござります。
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一時間半ほどの空の旅。到着したの高知の空港。
バスにのって街にでてオキニイリの喫茶店に入った時間が、まだまだモーニングサービスのある時間帯。
ちょっとお腹がすいてきたよう。
二度目の朝食を食べることにした。
メフィストフェレスというお店。
大きなサイズの居心地の良き空間で、決して新しくはないのだけれど隅々掃除が行き届いていて、うっとりするほどキモチイ。
朝からのんびりお喋りをするご婦人方や、新聞広げて朝の時間をたのしむ殿方。昭和なムードが未だにここにはあるのがステキ。
それにしても高知の空の青いこと。高知の日差しのジリジリとして力強いコト。セミの鳴き声までもが熱い夏を謳歌しているようで圧倒される朝。昨日のワインが汗と一緒に噴き出してくるのがまた爽快。
スープにトースト。ゆで玉子。サラダにフルーツヨーグルトという、かなりボリュームたっぷりの朝。
スープの中には野菜がタップリ。
トーストは一枚分厚いイギリスパンでバターがタップリ塗り込められてる。噛むとひんやり、バターが唇ぬらすほど。
もう一枚は全粒粉を使った田舎風の薄切りパンで、マーマレードが塗られてる。こういうサービス精神、とってもウレシイ。
小さな玉子。けれど持つとズッシリ重たく、まだホカホカで、とんとんテーブル叩いて割ってく。案外スルンとキレイに剥けたのがうれしくて、パクリと朝の栄養とする。
アイスコーヒーを飲み物にする。真鍮製のマグにはいってやってくるのが涼しげで、しかもサイドについてくるガムシロ、クリームの入った器が小さくキラキラしててニッコリなった。ユックリしたら仕事に向かってまいります。