美噌元でとろろ、味噌汁、しじみエスプレッソ

ちょっと遅めの朝ご飯。
丸の内の元郵便局のビルの地下。「美噌元」に来る。
季節、季節の味噌汁でご飯を食べてお腹いっぱい…、っていうのがテーマ。
具沢山の味噌汁はそれそのものがご飯のおかずになるんだというわかりやすさが丸の内のサラリーマンにもやさしんでしょう。よく流行ってる。
メインの料理が出てくる前に、まずは「しじみエスプレッソ」。しじみのエキスを濃縮させて味噌汁に混ぜて味わうおいしい薬。かなり強烈なしじみの旨みに軽い泥臭さが混じって最後に渋みが残る。一気に飲むと体の芯がふるえるような感じさえする。目が覚める。

そしてメインの汁と飯。
汁は季節の野菜の味噌汁。
味噌は白味噌と麦味噌を合わせた味噌で、出汁はスッキリしたかつお出汁。
大きなお揚げが一枚、上に漂って、下の野菜がさめないようにかけた布団のように見えたりするのがステキ。
量はたっぷり。お椀を手にして持ち上げるとズッシリ重い。漆の食器伝いに感じる汁の温度がやわらかい。

そもそも味噌汁のある食卓って、景色そのものがあったかい。
やさしい感じで、気持ちがまずは満たされる。
かつては汁にご飯とご飯のお供程度の組み合わせ。あくまで汁が主役の食事を演出していた。けれどさすがに、ご飯をもっとおいしく食べたいってニーズが多くあるのでしょうネ。とろろご飯がメニューに増えていました。
最近、とろろは小さなブームをむかえてるよう。スタミナじゃなく滋養がほしい。元気を出したくはあるけれど体にやさしく、健康的なモノで元気をもらいたい…、って気持ちにトロロはぴったりするのでありましょう。

出汁をたっぷり加えてちょっと緩めにといた山芋とろろ。それをたっぷり、予めご飯の上に注いでくる。だから茶碗の底の方までとろろが染み込み、ご飯すべてがとろろ味になっているのがオモシロイ。
上に添えた乾燥アオサや胡麻が風味を添えて豊かな味わいにする。
汁の中には野菜がたっぷり。大根、にんじん、オクラにネギ。しめじが混じって壊れたじゃがいものとろみもおいしい。大きなお揚げはうれしんだけど、味がついていないお揚げで、つまりあくまで汁の具材というのがちょっと残念なとこ。これだけ存在感があるんだから、下味をほんのちょっとだけでもつけてくれていたら本当においしいおかずの汁になったに違いない…、ってワガママ思う。さぁ、移動。

 

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