緑色じゃないジェノベーゼのサイゼリヤ

夜、サイゼリヤ。ちょっと遅めの時間だったからでしょう…、塾待ちの学生たちがほとんどおらず大人時間っていう感じ。
向こうの方でおじさんたちが酒盛りです。隣のテーブルでは訳ありっぽい二人が愛を語っていらっしゃる。ドリンクバーで盛り上がる安上がりな恋。それもよし。
それにしても本当にこまめにメニューを変更させる。見開き最初のページは今のおすすめメニューの紹介ページ。今のメニューではドリアやグラタン。しかもそれぞれ定番商品にチーズを多めにのせた「チーズたっぷり」商品が用意されてて、単価アップをおねだりしてる。チーズたっぷり分が100円です。どのくらいの人がこの100円分の贅沢をお値打ちだって思うんだろう。気になった。
お子様メニューの裏側にある間違い探し。今回は5分程度で全部見つける。いままでで最速の発見。コツがだいぶつかめたからかも。オモシロイ。

ナポリジェノベーゼってパスタがあった。緑色じゃないジェノベーゼ。
イタリアでジェノベーゼといえば牛肉、玉ねぎ、セロリ、ニンジンを煮込んで作ったソースであえたショートパスタのことを言う。日本でジェノベーゼと呼ばれてるのは「ペストジェノベーゼ」であって、それでも日本じゃジェノベーゼといえば緑のパスタ。だからわざわざ「ナポリ風のジェノベーゼ」として売られてる。日本のほとんどのイタリアンレストランよりもイタリア的…、っていうのがなんだか痛快で良い。
ペコリーノチーズを100円分。かなりたっぷりのっけて食べると、これがなかなかおいしくてびっくりしました。オキニイリ。

ガーリックトーストを一本もらう。
外側サクサク。
生地はふっかり、空気をたっぷり含んで仕上げた軽さがおいしい。
オリーブオイルにガーリック。
パセリをたっぷりまとって焼けてて、匂いがおいしい。
二口分ほどにちぎってそこに熟成ミラノサラミをルッコラと一緒に挟んでパクリ。
軽い酸味と肉の旨味がおいしいサラミ。
脂をたっぷり含んでて、トーストの熱でとろけて甘さがパンに染み込む。ルッコラの緑の香りと軽い渋みがよきアクセント。
彼らは一生懸命ガーリックトーストを売ろうとしてる。生ハムやサラミを挟んでどうぞ…、であったり、スープに浸してどうぞであったり。ちなみにガーリックトーストは一本189円ですから、これも客単価を上げるのにほどよい商品なのでしょう。商品単価を上げるのでなく、少額商品を追加して客単価を上げる。しかもそれらが原価の安いものであれば利益も確保できるんだという工夫が切ない。

野菜だけのサラダが登場してました。エビやチキンの代わりにブラックオリーブとルッコラがトッピングを務めるサラダで、おいしいんだけどドレッシングが甘くてちょっと好きじゃなかった。次に食べるときにはドレッシング無しでお願いしようと思う。
辛味チキンは今までどおり。ネットリしていてスルンと骨を脱ぎ捨ててムチュンと舌に絡みつく。
チョリソをたのむと熱々だけど焦げ目もなくて乾いた感じ。「焦げ目がつかない」ということは科学の力で調理されたということで、味気ないからオリーブオイルをたっぷりかけて艶を出す。
たらこクリームのピザをたのんだ。もうこうなるとピザでもなんでもない料理。ところがこれが不思議とおいしい。ポッテリもったり、歯切れのよい餅に明太子と海苔が絡んでいるようななめらかな味。今日一番のめっけもの。

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