粥餐庁。ポタージュのごとき中華粥
「粥餐庁」の中華粥で朝。新宿駅の西口にある地下街にあるお店。
朝早くからやっていて、朝10時まで朝食時間。それから11時まで1時間は昼食営業の準備の時間というシステム。
この地下街は朝からにぎやか。お茶漬けとうどんのお店に立ち食いそば。ロッテリアに神座、吉野家、カレーショップにこのお店。ちょっと歩くと朝から営業のルノアールとほとんどの飲食店が朝からやってる。
ひさしぶりに来てみたら隣の陳麻婆豆腐も朝食営業をはじめてた。JR、小田急線に京王線と新宿駅に乗り入れる電車の駅と駅とをつなぐ地下街だから朝食需要は旺盛なのでしょう。どこのお店もにぎわっている。

朝のセットは510円から。
ハーフサイズの中華粥に肉まん、食後の杏仁豆腐。
セルフサービスのソフトドリンクが飲み放題と、申し訳なくなる値段。
干しエビと搾菜のお粥を選んで烏龍茶をお供に待ちます。
お店の中は女性でにぎやか。
中華粥ってどこかお腹に優しく健康的な感じがあるから女性に人気なのでしょう。
ぽってりとした中華粥。
ご飯の粒がほどよく壊れて仕上がりなめらか。干しエビ以外にも鶏のひき肉がたっぷりはいって奥歯にホツホツあたって壊れる。
干しエビ、刻んだ搾菜。赤いクコの実、それから三つ葉。トッピングにパクチーが用意されてていつも食べ始めてから追加すればよかったって思い出す。スープの味がしっかりしていて、滋養を感じるおゴチソウ。
お粥用のタレも用意されているけど、やっぱり中華粥には黒酢が一番。酸味にうま味がしっかり整い、黒酢独特の香りもおいしい。お腹画の入口が開く感覚。
サイドについてくる肉まんがまたおいしい。
せいろに入って熱々で、小さいながらも餡がたっぷり。生地はほのかに甘くてふっくら。餡の肉汁を吸い込みむっちり、とろける感じがなんともうまい。
生地の底をちょっと破って黒酢をタラリ。お粥と肉まんを交互に食べると肉まんがお粥のおかずなのか、お粥が肉まんのスープなのかわからなくなっちゃう。オモシロイ。
すべすべもっちりな杏仁豆腐で朝のお腹に蓋をする。






