築地場外、築地魚河岸イマムカシ

クリスマス前にひと足早い年末気分をたのしみたくて、築地に来てみる。
築地はふたりでよく来た場所です。
平日にぽっかり休みができたりすると、築地に魚介類を買い出しにきて、夜は海鮮三昧の家ご飯をたのしんだ。
来るとまず「きつねや」に寄って煮込みをかきこむ。ボクにはちょっと苦手な味でだからひとりで黙々と。言い訳がふるってて、腹ペコで市場を歩いたらあれも食べたい、これも食べたいって買い込みすぎて不経済になっちゃうから。節約のための投資だと思えば安いもんでしょう…、って。
でも市場に入って店を覗くとそんな努力も水の泡。料理屋の一回分の仕入れくらいにたくさん買っちゃう。今日も散財しちゃったネ…、って言って笑うのがたのしかった。

まだ10日ほども今年は残っているけれど、とてもにぎやか。
路地に人があふれる様にワクワクします。
豊洲移転に反対した人たちが集まり作った「築地魚河岸」って市場ビル。
いつもの平日は閑散としているけれど今日は人でにぎわっていた。
脂ののったマグロがあって、溢れるばかりの数の子、イクラ。太った穴子の開きがあって、蟹にエビに赤貝、鮑。近所に住みたくなっちゃうネ…、って今日も思った。お腹も空いた。

実は築地に前から来たかったけど、機会がなくて今日が初めてって友人をエスコートするっていうのが今日の名目。
何が食べたい…、って聞くとやっぱり寿司かなぁという。
そうだろうなと思うも、何度も来ている築地で寿司を食べたのは3回だけどしかも場内。築地で一番食べているのはフォーシーズンのスパゲティーという案内人の役を果たせるものか大いに不安なワタクシで、どうしようかと思案する。

実際、街を歩いてどうしよう…、って聞くと生の魚をたくさんみたらあんまり食べたくなくなっちゃったと。
つまり寿司じゃなくちゃいけない理由はなくなったわけ。
なら観光気分を満喫しようかと、魚河岸食堂ってフードコートにやってきてみる。
新しくできた河岸施設の最上階にできた施設。
かつて築地場外で人気を博した店が移転の形で入居している。中でも場外時代には行列ができる人気の揚げ物食堂「小田保」が店を構えてて、当時伝説のチャーシューエッグを売り物にしている。それでそこを選んで昼とした。
友人はチャーシューエッグの定食にエビフライを一本つけて、ボクは季節のおすすめカキフライの定食にカニクリームコロッケを追加した。

分厚い炊いて仕上げた、チャーシューというより煮豚のような小田保のチャーシュー。かつては曜日限定だったような気がするあの料理。今となってはいろんなところで似たようなものが出されるようになったから、元祖と言えば元祖でもありでも凡庸になっちゃった。
頭付きで味噌までおいしかったエビフライもなんだか普通になっちゃった。
なにより衣がバリバリで、ちょっと食べるとお腹にたまる。それはカキフライとて同じこと。小粒の牡蠣を何個もまとめて衣でとじて揚げたフライは主役がパン粉。名前は同じでもまるで違ったお店になった。これも観光地ならではのコト…、と思うことにした。しょうがない。

 

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