第二力酒蔵の午後3時半

思いがけず仕事が早く片付いて、友人誘って中野でのんびり、酒を飲みます。
時間は4時のちょっと前。中野駅から歩いてちょっとのところに「第二力酒蔵」という居酒屋があって、連日2時から営業している。居酒屋と言っても料理がとってもしっかりしていて、しかも大型。宴会場が2階にあったりもしてだからレストラン使いも出来てしまうという便利なお店。
顔見知りの従業員さんが何人かいて、あら、ひさしぶり…、なんて言ってっくれるのがうれしかったりするオキニイリ。外は明るく、にもかかわらずお店の中はニギヤカで、みんなニコニコ。シアワセ空気を発散してる。

定番メニューの他にも今日のおいしいモノが書かれた札が、厨房の上にズラリ貼られてどれにしようか迷わせる。
お店の人が近づいてきて、今日はどうする?
世間話をしながら一緒に悩んでくれたりするのがまたウレシイ。
それにしても厨房の中が随分、若返ったように感じる。
天ぷら場を守ってた腰の曲がったおじぃちゃんに変わって若いスタッフが、一生懸命がんばっている。
新陳代謝がしっかり出来るってステキなコト…、ってニッコリします。

あおやぎのヌタがまずやってくる。
50を過ぎて好きがこうじて自分でも作るようになったオキニイリ。
ネギのキュッキュって歯ごたえに、ネットリ粘る感じにヌタ味噌がからんでまったり。
プルプルとしたあおやぎもみずみずしくて貝独特の香りも濃密。
干したワカメがザクザク歯切れる食感もゴチソウ感を盛り上げる。
それから北寄のバター焼き。
北寄が入った大きな貝殻を背景に、中に粉を叩かれバターを思う存分吸い込み揚がった貝がドスンと。タルタルソースがたっぷりかかって、見るからおいしい。
北寄貝って熱をくわえると噛みごたえが出て肉っぽさが出て来るところがオモシロイ。

ココで必ずたのむのがイカのかき揚げ。チリチリこまかに花が咲いたように揚がった天ぷら。衣儚く、角切りにしたイカがゴロゴロ入ってて、三つ葉が風味を添えている。熱々をハフハフ食べて、ニッコリします。

周りのおじさんたちも楽しげに、明るいうちからお酒を飲んでニコニコしてる。
なんとシアワセ。
どこのテーブルにもなぜだかあるのが水なすで、食べたくなって注文をする。
今年は水なすの当たり年か…、って思うほどによく食べている。
ここのは軽くぬか漬けにする。
それをまるごとお皿にのせて持ってきて、おばさん一言。「ワタシがこれを割いてもいいかしら…」って。
お願いしますっていうとキレイに6つに割いてお皿に並べる。芥子をたっぷり。そうか、茄子には芥子だよなぁ…、ってのっけるように塗ってパクリと。
ツーンっと鼻から芥子の香りが突き抜けて、それが甘みを引き立てる。それにしても滴り落ちる水分のおびただしいこと。まさに水なす。

それから最後にあら煮豆腐。魚のあらに一緒に煮込んだ豆腐が一個つく。2人だから豆腐を2個にしておきましょうネ…、と、それで豆腐が2個やってきた。
あらはたっぷり。骨をつまんでシャブって食べる。煮汁に魚の旨みが溶け込み、それで炊かれた豆腐のおいしいことにもウットリ。遅い時間にやってくると、あら煮はなくなる。代わりに豆腐の煮込みはずっと用意されててそれだとスゴく安く楽しむことができるというのもステキ。気持ちあったか、オキニイリ。

 

関連ランキング:居酒屋 | 中野駅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。