笑壺で魚、赤坂ランチ

用事があってアークヒルズ。ひさしぶりのコトであります。
地下鉄の改札をでてちょっと歩くと、アークヒルズの南館に気づけば入っているという見事な動線。
かつてアークヒルズは最寄り駅のない都心の孤島のような場所だったのに、南館のビルを一本作っただけで気持ちがなんだか近くなる。
そのビルの地下にはレストランがズラリと並ぶ。
熟成肉のステーキ、ハンバーグの専門店や炒飯の店。お好み焼きに寿司屋と今の流行りの業態をしっかり揃えた、なかなかによいテナントミックス。ちょうど時間はランチどき。どのレストランも賑わっていた。その中でひときわ長い行列ができてた店が和食のお店。「笑壺」を選んだ。

魚が売り物の店で、メニューはとてもシンプル。
人気の定食は、刺身と焼き魚に小鉢に汁。
焼き魚は4種類から一つ選んで、小鉢も選べる。
鯖の塩焼きと出汁巻き玉子、おひたし選んで注文すると、テキパキ、料理がすぐやってくる。
店の中をみると現在100%、この定食で、だからずっと作り続けているワケです。忙しい仕事の途中のランチはこういうテキパキとした店がうれしい。

甘くてしっとりした出汁巻き玉子。シャキシャキ、歯ごたえのよい小松菜のおひたしに、必ずついてくる小さなおでん。こんにゃく、厚揚げ、ちくわそれぞれに出汁の旨みがしっかり入って口が潤い、ご飯のおかずにもなかなかに良い。
お膳にキレイに乗り切るように、おかず一つ一つが小さなお皿に入ってくるのが愛おしい。

刺身は多彩。ブリブリとした食感の活け〆にした鯛が関東では珍しく、噛む楽しみにウットリします。びんちょう、きはだとマグロ2種類。ひんやりとした食感に、酸味を帯びた旨みたっぷりの赤身が旨い。中落ちがたっぷりついてて、ご飯の上にのっけてパクリ。
ネットリとしたマグロの脂がご飯にからんでニッコリします。
鯖の塩焼きは直火焼き。だから皮までバリバリこんがり焼けている。よく焼けた魚の皮は最近食べられるようになったゴチソウ。バクバク食べてご飯モリモリ。いろんなものがちょっとづつ食べられるのがいいけれど、何か一つをたっぷり食べたいって思ったりもする。なんてワガママ。しょうがない。

ところでアークヒルズというこの街。
やはり陸の孤島であることには変わりなく、特に近隣にランチを気軽に食べることができるお店が絶望的に少ないところ。
それでランチタイムにはどのお店にもスゴい行列。

飲食店でさばけぬ人数を、それぞれの店がテイクアウト商品を充実させてまかなって、それでも足りぬ分をフードトラックでまかなってるほど。
超高層ビル街ってほとんどのところがこういう状態。

オフィスフロアーの広さや設備を良くすることにデベロッパーは一生懸命。
それを借りる会社も従業員のためにと投資を惜しまない。けれど、食の環境も含めて本来、仕事の環境であるはずなんです。
だからオフィスを借りる企業が飲食店の家賃を負担するぐらいしてもっと多くの飲食店を出店させるくらいしないとこういう状況が根本的に変わりはしない…、って思ったりする。どうだろう。

 

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