立ち食いそば屋の扇風機、バイロンベイのマキアート

東に向かって移動。市ヶ谷で途中下車して朝をとる。
市ヶ谷駅から麹町方面に向かって、一直線につながる坂道の入口部分。
表通りは人がぞろぞろ歩いているのに、そのニギワイが嘘のように静かな路地にある「ひょうたん」という立喰そばの店にくる。近所に住んでいた頃から贔屓の店で、たまにどうしても食べたくなっちゃう。
小さな店で10人も入ればもう一杯。厨房脇に券売機が置かれてて、そこで食券を買うスタイル。食券を買ってるとお店の人が「蕎麦ですか?」なんて聞いてくる。ちょっとでも早く料理を出してあげよう…、って気持ちがうれしい。
券売機の横には扇風機が置かれてて、年中精一杯に動いている。
麺の茹で場が近くにあって、熱い蒸気が漂ってくる。それを厨房の方に押し戻すための扇風機。冷たいお茶を入れたウォーターサーバーも一年ずっと汗をかいていがんばっている。ありがたい。

ここではかき揚げそばしか食べたことがない。
他のそばも多分おいしいに違いないのだけれど、かき揚げそばを頭の中に思い浮かべながら店にいつもやってくるからしょうがない。
器の中には具材たっぷり。
大きなかきあげ。ネギにわかめにかまぼこひと切れ。
中でもわかめがたっぷりで、メインのかき揚げを覆ってしまう勢い。プルプルシコシコ、分厚く食感はなやかでよし。
箸をつっこみ麺を底から引きずり出して七味をかける。揚げおき、常温のかき揚げが汁に浸かることで、器の中の温度が下がる。それまで猛烈な勢いで噴き出していた湯気がおさまり、食べる準備が整っていく。

節系の出汁は濃厚、カエシがビリッときいててどっしりとした汁がおいしい。麺は若干太めてやわらか。汁をたっぷりたぐって口の中へと流れ込む。
麺をズルズルすすりあげてくうちにかき揚げが汁を吸い込みポッテリしてくる。衣が崩れて器の中に散らかって、気づくと「天ぷらポタージュ」みたいになってくる。油が汁に混じってコクとなり、麺にからんで口の中でトロンととろける。立喰のかき揚げそばの醍醐味は衣が崩れて汁と混じってとろけるところ。心置きなく味わい、たのしむ。
ネギのシャキシャキ、天ぷらの具材の玉ねぎのスベスベ感とか甘みとか、いろんな味や食感たのしみ最後にかまぼこ残して〆。お腹が芯からあったまる。

 

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移動時間までを「バンコーヒーバイロンベイ」でお茶にする。
これまた小さなお店。
しかも半分以上が厨房で、5人入れば満席です。だからのんびりコーヒーを楽しむって店じゃなくって、クイッと飲んで気分転換。「おごちそうさま、また来るね」って感じで出ていくスタンド感覚の気軽なお店。
こういう店が近所にあるといいのになぁ…。
コーヒーは本当においしい。
いつもマキアートを飲むのだけれど、酸味がおだやか、苦味は深くミルクとコーヒー自体の甘みがずっと持続する。飲みやすい上、おいしいコーヒー。
今日も一気にグイッとのんで、しばらく後味たのしんでお水をのんだら再び口の中でコーヒーの旨味、香りが花開く。目がさめました…、オキニイリ。

 

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