神田近江屋洋菓子店

朝、神田の外れで打ち合わせ。
丸の内線にずっとのり赤坂見附、銀座、それから東京駅といつもは降りるであろう駅ものりすぎ淡路町に来る。
洋菓子店の「近江屋」で朝。
お菓子以外に調理パンが多彩に揃う老舗で、お店の奥にイートインスペースがあるのです。
背が高いバーにあるような椅子ではあるけど、座り心地がよくってなによりデザイン性がすぐれてる。椅子やテーブルばかりでなく照明器具や床材、棚とすべてがこの店のために作られている特注品で、「店を造る」というコトにお金を惜しまなかった時代のステキにウットリします。
600円ほどの席代を払うとドリンクバーが利用でき、ケーキのための果物を使ったジュースやコーヒー、ココア。スープが好きなだけたのしめる。朝には贅沢すぎるほど。

パンをひとつにスープをとって、ジュースにココア。
ジュースのかたわらにガムシロップが置かれているのは甘みを加えぬ果物そのもの味だけだから。
それでも十分おいしくて、今日もそのまま。
パンはベーコンエッグドッグにしました。
決め手はたっぷりのっけられたケチャップが色鮮やかで、おいしそうに見えたから。
バターの旨みが滲むシットリ炒り卵。よく焼きベーコンの脂もおいしくなによりパンがちょっと甘めでクシュッと歯切れる。いたずらに口溶けの良さを狙わず小麦の風味が生き生き。だから具材のやわらかさとか脂っこさがほどよく中和されて引き立つ。朝のお腹がよろこぶ美味しさ。

今日のジュースは3種類。
イチゴにオレンジ、グレープフルーツ。
ピンクグレープフルーツの苦味と酸味が朝のお腹をキリッとさせる。
苺の香りは格別で、朝の気持ちが優雅になります。
キャベツとにんじん、そこに牛すじ肉をたっぷり加えて煮込んだスープをどっさり。
塩と胡椒で好みの味に仕上げて食べる。
野菜の甘みと肉の旨みがとけこんでいて、なによりにんじんの香りゆたかでおいしいコト。お腹がやさしくあったまる。
去年の夏はドリンクバーにかき氷マシンがおかれていました。今年もそろそろはじまるのかなぁ…、かいた氷に手作り苺のジャムをのっけて食べるのがおいしかったと思い出す。熱いココアを注ぐため用意されてる耐熱カップにデザイン画。昭和モダンにニッコリしました、オキニイリ。

 

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