祝日の昼のサイゼリヤ

昼、サイゼリヤ。
不思議なことの今日の四谷三丁目には人出が多く、それに比べてやってるお店が少ない。祝日の上に、昨今の自粛ムードで休むお店が多いのでしょう。頭の中はおいしいかつ丼で一杯だった。けれど目当てのお店は休みで、しょうがないからサイゼリヤ…、ってそんな感覚。
お店はなかなかにぎやかでした。小さなお子様連れのファミリーが多くて、人数以上にニギヤカでもある。
メニューも変わっておりました。気になるものをあれこれ注文。お子様メニューの裏側にある間違い探しも新しくなった。早速10個の間違いを探すもこれがなかなか難物。今までの間違い探しの傾向とまるで違った間違いばかり。7つまでは簡単に見つかったのだけど残り3つをずっと探して気もそぞろ。食事をたのしむことができなくなっちゃいそうで中断しました(笑)。

キャベツのスープをもらってまずはお腹をあっためる。今までサイゼリヤで野菜と言えば小エビのサラダが定番だった。ただ最近エビの品質が下がったように感じてこうして野菜のスープにすることにした。健康的に拍車がかかる。
セロリのピクルスもお供にもらう。酸味ほどよく歯ざわりもよい。シャキシャキシャキシャキ、奥歯で繊維を感じつつ料理を待つのもいい気持ち。
いつもならば辛味チキンをたのむところ、新メニューでチキンとチョリソのグリルがあって試してみようとたのんで食べる。細かくっ刻んだ玉ねぎのサルサソースが鶏の脂をスッキリさせる。クミンシードの香りもおいしいチョリソは昔からの好きなメニュー。ヒーハーします。

ところで店頭に置かれて自由に使えたオリーブオイルや粉チーズ。
タバスコ、胡椒がなくなった。
ウィルス予防対策なんだろうと思うけれども、ちとさみしい。
ガーリックトーストを齧りながら最近オキニイリのフリウリ風フリコ。
そのアレンジ商品でアンチョビ味のフリコがあって、頼んでみればこれがおいしい。
アンチョビパウダーを表面にまんべんなくまぶして焼いているから、焦げ具合が際立っている。
茹でて潰したじゃがいもにたっぷりのチーズ。それだけでもおいしいところにアンチョビの旨味と風味、きっぱりとした塩気がおいしくこれは絶対ワインのお供にいいだろうなぁ…、って。今日はソフトドリンクのドリンクバー。ワインは我慢で代わりにガーリックトーストにのっけて食べた。ぽってりとした食感がさっくり歯切れるガーリックトースの食感引き立て風味も上がる。

〆にペスト・ジェノヴェーゼ。本物のイタリア料理に最近こだわるサイゼリヤだけあって、ジェノヴェーゼパスタが2種類ある。ひとつは茶色いジェノヴェーゼ。もう一種類が日本で一般的と考えられてる緑のこれ。バジルの香りとオリーブオイル。細かく刻んだじゃがいもが入って仕上がる本格派。ギーズがたっぷりのっかっているものの、残念ながら塩が少々足りない仕上がり。麺を塩水で茹でないから、麺に味がのらないのです。
そこでちょっと一工夫。
ガーリックトースト用にとたのんでおいたミラノソーセージをちぎってパスタの上にのっける。一緒に食べるとその塩味と脂の風味で味が整う。ただその姿が神保町のさぼうる2のバジリコスパゲティーにそっくりだったりするのに笑った。オキニイリ。

 

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