目玉焼き定食を豚汁なおりで食べる朝

先日、最終工事が終わって全館オープンとなったグランスタ丸の内。
実は先行営業していたお店が二軒ある。
一軒は蕎麦の店。もう一軒は寿司屋でどちらも朝から営業しているという。ちょっと覗いてみましょうと寿司屋の方をみてみたら、ちょっと魅力的な朝のメニュー。
寿司屋なのに和定食がメインで焼き鮭、納豆、とろろにマグロのぶつの定食。豚汁定食があったり目玉焼きの定食あったりと、あらら、なんだか駅の向こうの「初藤」みたい。あまりの似具合に、こりゃ、パクったなぁ…、と思いもするけど大きな駅を挟んで両側ではまるで違った商圏だから直接競合することもない。だからこれもいいことなのかとも思ったりする。

さっそく試す。
まず目玉焼き。
両面よぉく焼いてくださいってお願いをして、それから味噌汁を豚汁に変えてもらう。

目玉焼き定食680円。
350円で味噌汁を豚汁に変更できて、都合1030円なり。
朝食としては少々上等。
まぁ、駅前地下街という一等地性を考えるならしょうがないことなのかもしれない。
ただ値段のコトがあるのでしょうね…、お客様はほとんどおじさん。
たまに若い男の子がやってくるけど、山のような大盛りご飯が目当てのようでそれもひとつのマーケティングでありましょう(笑)。

単品もいろいろ揃っていて、豚汁が450円。
目玉焼きが350円。
ご飯200円でそれら単純に足せば1000円で、30円分が何になるんだろう…、と思って定食の写真を見ると味付け海苔におかず4種が定食の方には乗っている。
それらがたった30円で食べられるとしたらたしかに安い。
定食でたのんだほうが得になる…、というわけ。

ただ、豚汁定食は640円でご飯と海苔とおかずが4種。
目玉焼きが350円だから、合計990円!
あらら、その注文の仕方の方が40円も安いじゃない…、って不思議に思う。
まぁ、しょうがない。
そういうコトをチェックする人が社内にいなかったに違いない。
あるいは定食の目玉焼きとアラカルトの目玉焼きの内容が違うのかなぁ…、とちょっとドキドキ。しばらく待った。
それにしても大きな店です。そこにパラリとお客様。朝食時間帯としてはちょっと早めだったのかもしれないけれど20人も入っていなかったんじゃないかなぁ…。それでもちょっと料理提供、遅かった。

しかも客席ホールに若い調理人が料理を運んででてくるのです。
小さな店でそういう景色は、あぁ、一生懸命がんばってるなぁ…、って好ましい。
けれど大きな店で、しかも厨房が奥にある。にも関わらず調理人が…、となるとこの店、人が足りていないんだなぁって思えてしまう。同じ現象がお店の形や立ち位置で、まるで違って見えるところがオモシロイ。

10分ほど待ちやってきたのはほぼ写真通りのひと揃え。
大きなお椀にたっぷり豚汁。海苔は焼き海苔、バフェレストランにおいてあるような大きな四角いお皿に、しらすおろしにたらこにひじき。厚焼き玉子がついている。
この組み合わせ。
エキナカにある寿司清の朝ご飯のサイドについてる、ご飯のお供に似ていてこれもよく真似たなぁ…、ってしみじみ感心。見事なるかな後出しジャンケン(笑)。

ただ寿司屋なのに寿司屋らしさのひとつもなさに、割り切り過ぎを感じたりもする。種類で勝負するのではなく例えばマグロの赤身であったり魚の端材の漬けであったりコストをかけずご飯のおかずを置こうと思えばいくらだって工夫ができたはずなのに。

目玉焼きにペラペラベーコン。一緒に焼いたものではなくて別々に焼いたものを下に敷いて一緒に焼いたみたいによそおう。小さな玉子で白身が半ば透き通っているというのもなんとも面妖。テフロン加工のフライパンなんでしょう…、焼けてはいるけど焦げが少なく香ばしさがないところがかなり残念で、勿体無いなぁと思ったりもする。
豚汁はたっぷり、しかも具だくさん。にんじん、大根、里芋、こんにゃく。豚バラ肉とたしかにこれで十分ご飯のおかずになるような充実感に悪くはないなとハフハフ食べた。移動する。

ちなみに、愛してやまない駅の向こう側のお店の目玉焼き定食の写真を3枚。
この店も目玉焼きにはハムかベーコンが必ず一緒に焼かれてて千切りキャベツがついてくる。マヨネーズがサイドにタップリ絞られているところも同じ。しかも白身がサクサク揚がったように焼かれてて黄身がシットリしていた状態。見事でした。
味噌汁を豚汁に代えることはできなかったけど、豚汁定食というのがあってそれに単品の目玉焼きをつけてたのむのが常でとん汁も具沢山にてうまかった。派手さはなくて、けれどひとつひとつがしっかりしている。魂こもったやっぱりあっちがいいよなぁ…、って思ったりした。今日の朝。

 

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