皮なし海南鶏飯でお昼。夜のなか卯でうどんをふたつ
昼、友人と渋谷でランチ。海南鶏飯を食べましょうかとミヤシタパークの「海南鶏飯食堂」にくる。
茹で鶏の皮付き、皮無しが選べるところがありがたく、味わい上等。好きな店。
パクチーサラダをふたりで分けて、ボクは皮無し鶏の海南鶏飯を選んでたのむ。
パクチーってどこかしら南国の香りを感じる。
多用するのは東南アジアやメキシコ、あるいはインド南部、ギリシャにトルコ。どこも太陽が明るい地域。今日みたいな太陽が明るくてクラクラするほど暑い日に、パクチーサラダはおいしく感じる。
酸味が強くてスッキリとしたドレッシングにモサモサシャクシャク歯ごたえたのしいパクチー、きゅうりにスライスオニオン。お腹の準備ができたところで、海南鶏飯がやってくる。鶏ガラスープで炊きあげたジャスミンライスに茹でた鶏肉、きゅうりにタレが四種類。
ぽってりとしたカラメルみたいな香りと色の中国醤油に生姜のタレ、ヒリヒリ辛いチリソース。茹でた鶏肉かけてご飯と一緒に食べる。
しっとりとした鶏肉がハラっとほとどけてジャスミンライスにからんでく。パラパラ硬めの仕上がりで、口の中に散らかり転がる感じがおいしい。
鶏肉の量が大中小と選べるのだけど今日は小。それというのもご飯がなによりおいしくて、しかもおかわり自由でお腹はご飯で満たす。透き通った鶏のスープがまたおいしくて、たのしくお腹が満たされる。
それにしてもミヤシタパークは来るたびにぎやかになっている。開放的なオープンモール。ハイブランドに頼らぬ施設構成が渋谷らしく感じるのでしょう。悪くない。
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夜にお腹がグーグー鳴って、スルスルとしたものでお腹をお満たしたくって「なか卯」を選ぶ。
はいからうどんがボクを呼んだの。ただあたたかいのにしようか、冷たいのにしようか悩んで、そうだ両方食べればいいじゃん…、と思ってそれぞれ小さなサイズを選ぶ。お茶碗サイズのうどんですゆえ、こういうときにはありがたい。
ついでに牛すき丼も食べようとこれも小さなサイズを選ぶ。会計ボタンを押すと「唐揚げも一緒にいかがですか」と小憎らしいことをきいてくるけど、そういう誘惑には耳を貸さずに注文終える。
カウンターがいっぱいでテーブルにつく。
カウンターには冷たい玄米茶が入ったピッチャーが置かれて自由に使えるのネ。
テーブル席にはそれはなく、すぐ取りに行けるようにとサービスステーションの前に座った。
お利口さん(笑)。
しばらくまって料理到着。かわいいサイズの器が3つ並んで食欲誘ってくれる。
冷たいうどんも熱いうどんもトッピングはおそろい。
ネギにあげ玉、蒲鉾一枚。
冷たいうどんのタレは色黒、温かいうどんの汁は色白でそこが違いネ…、って思って食べる。温かいうどんはむっちりとした肉感的な食べ応え。冷たいうどんはハリがあって口の中を滑り逃げてくような感じと随分印象が違うんです。
温度が違うとこれだけ食感が変わるのか…、って思いながら両方じっくり見比べたらば、太さが違う。冷たいうどんは細くて若干角張っていて、温かいうどんの麺は角がとれて太めの仕上がり。なるほどこれなら違って当然。
なによりうどんの麺線を2種類もっていることに感心しちゃった。
あたたかいうどんに牛すき丼の車麩をのせ、じんわり染み出すすき焼き味をうどんになじます。温かうどんの揚げ玉は徐々にぽってりとろけていくのに、冷たいうどんの揚げ玉はパリパリ乾いたままというのもまたおもしろい。
温かいうどんに山椒ぱらり、冷たいうどんに七味をパラッ。色白の汁は全部飲み干し冷たいうどんのタレは残した。腹一杯。