百貨店の食堂街でシニア焼肉の可能性を感じる…。

ひさしぶりの昼焼き肉。肉を焼いて元気を出そうと叙々苑にする。
新宿に叙々苑は3軒。ひとつは叙々苑の本丸、歌舞伎町の店。もう一軒は東口の飲食ビルのメインテナント。そして西口の小田急ハルクの中の一軒。できたときには百貨店の食堂街には焼肉店とは…、ってちょっとびっくりしたものでした。
1年前ほどにリニューアル。かなり気合の入ったお店になったというので気になっていて、それで今日。
店に入るといきなりグランドピアノです。しかも飾りじゃなくてしっかり生演奏をするという、最近の叙々苑ではそれが売り物になってたりする「「贅沢な時間」の象徴。真鍮の柱が森のように立てられていて、間にすりガラスの壁。ほとんどすべてのテーブルが個室感覚の小さな空間。窓際には計画したときにはカップル用のシート。隣を木にすることなくゆっくりできるから、今はお一人様の贅沢空間。今日はそこ。

かつて叙々苑には「ビビンパ重ランチ」っていう、サラリーマンの味方的な手軽な値段のランチがあった。それがいつしかなくなって「焼肉重ランチ」っていうのが取って代わった。ビビンパ重よりちょっと高めで、それでも肉を焼くランチに比べれば手頃でそれを選んでためす。
四角いお重にキムチにサラダ、わかめサラダでひと揃え。
お重の蓋を開けると中にはご飯と焼けた肉。叙々苑の肉はどれも同じ大きさ、形に整え仕上げる。だから端材が出るワケで、それを使って商品化…、ということなんでしょう。端材とはいえ程よい厚さで脂がのってて焼かれ具合もおいしげで悪くないな…、ってまず思う。
ちなみにかつてのビビンパ重はこんな薄切りの肉とナムルで出来てた。

ならばと肉を片側によせ、開いたところにナムルを並べる。
贅沢ビビンパ重に見えるな…、って悦に入ってたらお店の人がやってきて「ビビンパ重みたいですネ」ってニッコリ微笑む。
ビビンパ重に比べれば脂がのってて噛みごたえがあり、甘辛味で食べごたえがある。
肉を食べてるって実感も湧き、少々の値段の高さならこれはいいな…、と思ったりする。
焼肉重のお供にネギタン塩を焼いてみる。
牛タンの上に塩で調味した刻みネギをのっけて畳んでそのまま焼く。ひっくり返しても牛タンとネギがバラバラにならない、おそらくタンの厚さや大きさが絶妙なのでしょう。餃子の形に焼けて仕上がる。

ザクッとタンが歯切れてとろりと熱が入ったネギが広がる。ネギの甘みと辛味に渋み。牛タンの味を引き立て、やっぱりこれは名品。他にもあれこれ肉を焼きたい衝動にかられるゴチソウ。
名品と言えばここの塩サラダは本当においしい。きゅうりの皮をきれいにそぎ取り、器の中が淡い緑色に揃えられてる入念もいい。
それにしても平日の昼ということもあったのでしょう。カウンターにはおひとりさまの熟年男女。テーブル席もほぼ熟年グループ。シニア焼肉レストラン…、っていう景色。百貨店の食堂街にあるというのが安心材料なのでしょう。かつて夜の街ブランドだった叙々苑のイメージチェンジがある程度成功しつつあるのかなぁ…、って思ったりする。オモシロイ。

 

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