白河そばのぶっかけ中華

白河そばで朝にしましょうと朝から散歩。家から30分はかからぬ距離。
昔、住んでいたこともある牛込柳町にある店。坂道の急な街です。柳町の交差点がすり鉢状の底にあり、それでかつては光化学スモッグが発生しやすい場所のひとつとしても有名だった。
確かに通りの反対側からお店をとると坂道沿い。斜めに傾く満ちに面して、建物を建てるのって当たり前かもしれないけれどスゴい技術と感心します。ボクらは「ありえない当たり前」に囲まれ毎日生きている。
お店に入ると正面奥に厨房。壁に大きなメニューの張り紙。そのほとんどは普通の立ち食いそばのお店のメニューにあるもの。それ以外はこの店独特の商品で、中でもオキニイリなのが「ぶっかけ中華」で、それにする。

厨房で仕事をするのは白髪を後ろで束ねた凛々しいご主人。ぶっかけ中華にトッピングをほどこし、しかも追加でカレーをたのみそこにもトッピングを追加する。
券売機はない。だから注文を聞いたご主人は暗算で値段を計算。価格を告げる。その間もずっと手を動かし、料理を作り続けててその集中力に、いつも感心。しかもその間も、冷たい麺には「だち油」がよく合うからネ…、とかおいしい食べ方を教えてくれる。出汁をとるため使った昆布を千切りにして炊いた佃煮。小さな梅干し。だち油というのはラー油のような辛い油で、紅生姜だとかたくわんだとかとご飯のお供がたくさん揃う。

さて、ぶっかけ中華。
茹でて氷水でザブザブ洗ってしめた麺。
そこに中華スープではなく、そば出汁をかけて仕上げる冷たい麺。刻んだ海苔と煎った胡麻。わかめと天かすをちらして仕上げる。
湯通しした油揚げを細切りにしたきざみを追加。
口の中から体の温度が下がるほどに冷たくしかも麺がゴリゴリ。
透き通った出汁は旨味も甘みもしっかりしていて、麺の食感引き立てる。
ぶっかけ中華のお供は、煮豆腐飯にちょいかけカレーにしようと思った。牛丼の頭の煮汁で煮込んだ豆腐は大豆でできた肉のごときおいしさで、ところが夏の期間はお休み。足が早いからのことなんでしょう。代わりにカレーに煮卵にする。

この煮玉子も煮汁を吸い込みおいしいこと。白身が縮んでがっしり硬く黄身はトロンとネットリしてる。
カレーはビリビリ、辛くて旨い。食べ続けると舌がヒリヒリしびれるようで、体の奥から汗もかく。ただそれを厭わず食べられるのはベースの出汁がしっかりしているからでしょう。
カレーを食べてヒーヒーしながら玉子をパクリ。玉子の甘みで口がしばらくホッとする。ゴリゴリ麺をすすって噛んで汁をゴクリとすすって飲んで。暑くなったり涼しくなったり、朝はいささか忙しない。

 

関連ランキング:立ち食いそば | 牛込柳町駅若松河田駅早稲田駅(メトロ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。