白いオムレツ・東京ヒルトンマーブルラウンジ

朝、バフェでブランチ。オキニイリの西新宿のヒルトンのバフェ。
もう30年近いお付き合い。その間にバフェの設備や客席のレイアウトが何度か変わった。けれどメニューの傾向はずっと変わらず、しかもこの20年ほど人も変わらず、だから家に帰ってきたときみたいにホッとする。
いつものように白いオムレツを作ってもらう。
玉子の白身に玉ねぎ、ピーマン、パプリカ、チーズにマッシュルーム。ハムにベーコンをどれも細かく刻んで混ぜてジリジリと焼く。蓋せず白身の水分をしっかり逃してカチッと焼き切る。
白身の風味と旨味、表面サクサク、中はプルンと味わい、食感どちらも独特。蒸したカリフラワーにチーズソース、オムレツにはたっぷり胡椒をちらして味わう。焼ききった白身はサクッと食感軽やか。口いっぱいにピーマンの緑の香りを撒き散らす。

いつもここで作るのがワンプレート風のブレックファスト。
お皿の真ん中にご飯をちょっと。周りに並べる料理は大体決まってる。超薄切りのベーコンをサクサクになるまで揚げ焼きしたモノタップリ。ハッシュブラウンに肉焼売。輪切りのキュウリにアルファルファ。ドレッシングは使わずレモンを搾っただけのアルファルファを口いっぱいに含むとモサモサ、潰れて鼻から緑の香りが抜けて行くのがたのしいオキニイリ。
肉焼売にはフレンチマスタードをたっぷり乗せる。芥子の辛味と塩味が肉の風味をおいしくさせる。生のキュウリのみずみずしさは乾いた朝の体にゴチソウ。それにしても透き通った脂がサクサク崩れてジュワッと口を潤す感じがたのしくおいしいコト。食べちゃいけない…、って思いながらもムシャムシャ食べる。唇ひんやり、オゴチソウ。

にわかサンドイッチを作って食べる。
薄切りのライブレッドをこんがりトースト。
乾いて焼けるベルトコンベア式のトースター。焼いてるときから小麦が焼ける香りがおいしい。
挟む具材はハムにボロニアソーセージ。
エメンタールのチーズを選ぶ。
調味料は使わずパンと具材だけ。パンにのっけてナイフで軽く切り目をいれて、それを手がかりにバカンとふたつに折りたたむ。
手のひらのせて軽く体重をのせて密着。
ナイフで一口大に切り分けパクリ。
ハムの旨味にボロニアソーセージの風味にふっかりとしたやさしい食感。チーズの渋みで味が整う。オゴチソウ。

それにしてもいろんな体の人がいます。遠近感が狂ってしまったじゃないかしら…、とその人がいる景色を二度見してしまうほどに背の高い人。その人の周りだけ重力のために歪んでしまうんじゃないかと心配になっちゃうほどに横に大きな人だとか。そしてその大きな人が案外少食で、スリムな女性が何度もお替りしていたりと、人それぞれが、それぞれの食べ方で同じお店の同じ朝をたのしんでるっていうのがステキ。オモシロイ。

朝の体には熱い飲み物がありがたい。小さなボウルにご飯をちょっと貼り付けてそこに味噌汁。ネギを散らしてベーコン投入。
薄めの味付けの味噌汁で、そのまま飲むにはいいのだけれど汁かけご飯にするには弱い。ベーコンの脂の旨味に香りに塩味。鰹節を思いっきり洋風にしたような役目を見事に果たす。あったまる。
最後にちょっと甘いもの。クロワッサンをのっけたお皿にホイップクリーム、ストロベリージャムにマーマレード。一口分をちぎってホイップクリームをたっぷりつまんで舌にのっける。クロワッサンの塩味と焦げた香りにまずはウットリ。噛むとクシャッと潰れて壊れ、パリパリトロリ。ホイップクリームがズブズブとける。生地が含んだバターがジュワリ。元気がでます。満たされる。

 

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