瓢箪のそば、バイロンベイのマキアート

ひさしぶりに市ヶ谷の「瓢箪」。お気に入りの立食いのそばの店。
8年ほど近所に住んでたことがあった。俗にいうお屋敷街の億ションで終の住処にしようと思って買った部屋。
ところが事業に失敗し、競売にかかるまで半年ほど住んでいた。誰のものでもない部屋で、まるで管理人のような生活であの頃は本当にお金がなかった。
立食い蕎麦もご馳走に感じるようなときをお世話になったお店です。
朝早くからやっていて市ヶ谷の駅から近くはあるけれど路地からちょっと入った場所。目立つようでいて目立たなくだからやってくるのはおなじみさんばかりというおいしい隠れ家。明るいおばさん…、あるいはときおりおじさんがニコニコしながら働いていてお店に入るとホッとする。

カウンターがあって中に厨房。
カウンターの反対側にもカウンターがあり、ほとんどそちら側で足りる程度のお客様しかこないから厨房前のカウンターに人が立つことがなく仕事の手元が一目瞭然。
さすがに今の時期、カウンターの上にはビニールカーテンがある。しょうがない。
そのカウンターの一部に白いテープが貼られてて、その上側に食券を置くと蕎麦、下側に置けばうどんというルールがある。かき揚げそばの食券をテープの上側に置き仕上がり待ちます。
ピカピカに磨き込まれたウォーターサーバー。中には麦茶が入ってて氷をぎっしり入れているのでしょう。いつも冷たい。目が覚める。
ちなみにグラスはプラスティックじゃなくてガラス。だから手に伝わってくる冷たさが一層冷たい。オゴチソウ。

黒い麺に黒い汁。かき揚げはチリチリと衣が細かく花咲くように揚がった仕上がり。玉ねぎにねぎ、千切りのにんじんの入った野菜かき揚げで刻んだネギにワカメがたっぷり。かまぼこ一枚といつもの通り。
辛そうに見える汁は甘味が強くて見た目を裏切るさっぱりとした味。最初はサクサクしていたかき揚げがたちまち汁を飲み込んで、ホロホロ崩れて汁に混じって味わいを足す。食べてるうちに衣はぽってり、汁に混じってまるでポタージュみたいになってく。飲むとトゥルンと喉越しもよく、麺に絡んでお腹を満たす。汁を全部飲みたいところ、次を目指して残して出ます。なつかしや。
なぜだか蕎麦の写真を撮りそこなった。それで昔の写真で代える。春になったからでしょう‥、器は白い陶器の丼。季節は前に向かってる。

 

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市ヶ谷駅からお屋敷街につながる坂道にある「バイロンベイ」。
オーストラリア出身のエスプレッソの専門店。
屋台のように小さくて、中にはいるとキャンディーボックスみたいにカラフル。女性スタッフがにこやかで、作るコーヒーもしっかりしてる。
マキアートをダブルで作ってもらいます。
風味のしっかりした深煎りの豆で作ってもらうも、風味は濃厚だけれど味はすっきり。苦味も酸味もおだやかでミルクのおいしさが引き立つ仕上がり。朝のお腹にありがたい。
いらっしゃいませって明るい声と自然な笑顔。やさしい音で満たされる居心地の良い空間に体を預けるに必要十分なスツールがあり、そこにおいしいコーヒーがある。なんとステキな朝のコト。

 

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