牡蠣の三種盛りにお好み焼き、蛎○で夜

夜。何を食べようと荒木町をブラブラ歩く。
ゴールデンウィークの前半は多くのお店が店を開けててニギヤカだったこの街も、ほとんどお店がお休みとってて通りも暗い。
「蛎○」っていう広島料理の専門店があいてて、ひさしぶりによってみようかと思って寄った。
大きな鉄板を囲むようにしてカウンター。鉄板を中心にして厨房があり、テーブル席が3つほど。どこに座っても鉄板で料理が作られている気配を感じることができる店。
カウンターに3組ほどが座ってて、テーブル席が残り2つという状態。ほどよくにぎやか。テーブル席のひとつをもらってチューハイたのむ。カトラリーの入ったカゴに小さなコテとおつまみ2つ。ハニーロストナッツと柿ピー。カリカリかじって料理を待った。

まず牛すじポン。お好み焼きのトッピングのひとつが牛すじ。どこもそれぞれ独自の味で炊いておく。それがおいしいお店は味の基本がしっかりしているお店。ここのは脂がかなり多めに残ってネットリふるふる。ポン酢とネギがたっぷりまざってシャキシャキ、さっぱり食べる。
蕪の焼きびたしって料理があって、気になりたのむ。
四つ切にした小ぶりの蕪を鉄板で焼き出汁に浸して鰹節。シンプルだけで焦げた蕪の香ばしさ。出汁の旨味でなんともおいしい。注文を受けてからツナサラダとあえて仕上げるマカロニサラダ。厳密に言えばフジリサラダなんだけど、ハーブ野菜との相性もよく気が利いている。

まだまだ生ガキが食べられる。
しかも真牡蠣というのでワクワク。
牡蠣三種盛りっていうのがあって、たのんで食べた。
ひとつは生ガキ。
しっかりとした身質でトゥルンと口に滑り込む。塩味は若干弱めでかわりに旨味は強い。
レモンを絞ってレモスコかけて、噛むとプチュっと海の旨味が口に広がる。
それから蒸し牡蠣。殻付きのまま蒸しただけ。蒸しあがっていく途中で自然と殻が口を開いてしっとり仕上がる。表面カチッと固まって中はレアという状態。なめらか。旨味がギュギュッと凝縮されてウットリします。最後のひとつは牡蠣フライ。ラード混じりの油で揚げたフライでパン粉はザクザク。一転、中はしっとりぽってり。牡蠣の一番おいしい食べ方は多分こういう牡蠣フライ。

食べてる間、鉄板の上でボクらのお好み焼きが時間をかけて仕上がっていく。ジャージャー、千切りキャベツが焼ける湿った音であったりペチンと生地がひっくり返る音。ソースが焼ける甘い匂いがしたかとおもうとカチャカチャ鉄板にコテがあたって生地を切る音。そしてとうとうやってくる。
イカ天肉玉大葉そばやき。それに餅を追加した。
大葉の香りがまずさわやか。イカ天の旨味に食感、ガリッと焼けた豚肉に餅がネットリからんでく。たっぷりのマヨネーズを絞ってパクリ。キャベツが甘くて生地の存在を感じさせない軽やかさ。パラパラ散らかるそばもおいしくお腹も満ちた。

 

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