熱々コリアン、冷たいジェラート

辛いものが無性に食べたく、東京駅で韓国料理。
JRの改札口から丸ノ内線の改札口に向かう途中のグランスタ。夜遅くまでやってくれてるレストランが何軒か。
どの店も帰宅途中の女性狙いのテイクアウトコーナーつきで、その売場もレストランもどちらもニギヤカ。
「韓美膳」という韓国料理のお店を選ぶ。
テイクアウトの商品のメインはキンパ。具沢山で案外おいしくたまに買って帰ることがある。そのキンパとプデチゲラーメンがセットになったのがあって、プデチゲラーメンってオモシロイよなぁ…、と思って一度はそれにしようと思ったんだけど、おじさん悩んだ。隣の人が食べてた石焼ビビンパとスンドゥブチゲのジュージューグツグツが本当においしそうに見えて結局それにする。

シズル感とはすばらしいモノ。
ビビンパの釜はバチバチ音をたてている。
テーブルの上に置かれたコチュジャンをたっぷりのせてヒックリ軽く混ぜながら底から持ち上げひっくり返し、また軽く混ぜヒックリ返しを繰り返す。
その間、ずっとバチバチ、焼けた石釜でご飯が焼かれる音がする。
ナムルの香り。タレやコチュジャンが焦げてく香りが混じり合い思わずお腹と喉が鳴る。よく混ざったら石釜の中をならしてしばらく休ませる。ご飯の隙間からブスブス蒸気が噴き上がり、付け合せに用意されてたチャプチェをのっけてひっくり返して出来上がり。

ナムルはかなりみずみずしくて、チャプチェもなめらか。だから石釜の中で焼けたご飯もしっとりやわらか。熱々、しかも辛くて焦げた風味が食欲誘う。
スンドゥブチゲもなかなかのモノ。豆腐は少なめで代わりに野菜やシーフードミックスがタップリ入って海鮮チゲとスンドゥブチゲの中間みたいな食感、味わい。辛くてどんどん汗をかく。それもお腹の中が最初に汗かき、それが徐々に体の外へと滲み出してくるような爽快感にあふれる汗。サイドディッシュの海鮮チヂミを食べて舌をホッとさせます。オゴチソウ。

 

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辛いもののあとにはやっぱり冷たいなにか。
朝にも使った「イータリー」。
今朝、カプチーノを飲んだエスプレッソコーナーの隣にジェラートの屋台があって今日の〆。
フランボワーズにジャンドゥーヤ。ダブルカップにしてペロリ。
明るい香りで酸味がおいしいフランボワーズ。いちごよりも鋭い酸味。レモンのようには尖っていなくて、苦味もほとんど感じない。溶けるとサラリとジュースのようになっていくのもおいしい特徴。
チョコとベリーをあわせるとチョコの酸味が引き立ちおいしいというのだけれど、実は苦手で好きじゃない。けれどチョコにヘーゼルナッツを混ぜたジャンドゥーヤとの組み合わせは不思議なほどにおいしく大好き。舌の熱さがたちまちひいてく。満たされる。

 

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