熊本の朝、熊本の花巻そば

金曜日の朝。昨日は結局、にゅうめん食べたあとに一軒、飲んで軽く踊って帰った。
バタンキュー(笑)。
朝、起きられないかも…、って思って寝たけど結局お腹がなって目覚める。
ホテルのバフェで朝ご飯。健康的と喜ぶべきか、たまには「食欲不振で痩せちゃってさ」なんて粋なひとことを吐いてみたくもあったりします。
辛子蓮根をお皿のメインにドンッと置く。カリカリ歯ごたえが心地よく、ツーンっと鼻から辛味が抜けて涙をさそう。ドライアイの解消食品。ご飯をほんの少々とって炒めたキャベツやベーコン、葉っぱ野菜にスイートコーンをまぜてくるんでパクっと食べる。南関あげを入れた味噌汁。お腹がじんわりあったまり、本格的に目覚めはじめる。冷たい蕎麦にとろろをのっけてズルンと食べると、お腹の位置がはっきりわかった。目が冷めた。

賢いトースターでバターブレッドをこんがり焼く。バターをぬって辛子明太子を塗ってパクリ。サクサク歯切れて口にパンのかけらがちらかる。それを明太バターがまとめてとろかす。朝の背徳。オゴチソウ。
コーンスープをお供にしました。
バフェ台の上で適温だったポタージュで、お願いをして温め直し熱々にしてゆっくり食べる。口から喉、喉からお腹とぽってり温めながら移動し、体全体をあたためる。自然な甘みと香りがおいしい。〆のフルーツ。パイナップルとぶどうとバナナ。そしてみかんで体を芯から潤わす。11月も後半になり、熊本の街もホリデー気分。寒くてちょっとブルっとします。さぁ、仕事。

 

関連ランキング:カフェ | 通町筋駅水道町駅熊本城・市役所前駅

 

熊本の老舗百貨店「鶴屋」をぶらぶら。日本全国、百貨店という場所はシニアの遊び場になっている。先日オープンしたサクラマチクマモトが、若い人を集客していて、ますますシニアの姿が増えた。
ちょっと静かな感じかなぁ…、でも新しいショッピングモールは大きすぎたり構造複雑だったりして、お年寄りにやさしいとは言えないから、そのうち賑わいが戻ってくるに違いない。
食堂街も今日はのんびり。「やぶそば」にくる。というのも、不思議なメニューを発見したから。
花巻そば。
古典的なそばのひとつで、温かいそばに海苔をちらして味わうもの。海苔の香りを味わうためにネギや三つ葉のような香りの強い薬味、具材を使わぬほど。せいぜいわさびをお供にする、ストイックにして香りたかきそば…、なのだけど、ここの花巻そばはちょっと違って具だくさん。

しかもおどくべきかな、豚の三枚肉の煮物がのかっているのです。
甘辛味で、肉はホロホロ。
崩れるほどにやわらかでその崩れ感はにしんそばのニシンを彷彿とさせる食感。
脂はプルンとなめらかで、汁にも脂の旨味、甘みに風味がまじる。
お供は茹でたほうれん草。
かなりたっぷりはいってて、けれど海苔の気配はまるで無し。

ただ、大きなおむすびが2個ついてくる。具材は昆布と焼いた鮭。上等な海苔できっちり包んでやってくるので、もしかしたらこのおむすびの海苔ゆえ名前が花巻そばと相成ったのか。

おむすびを海苔ごとかじってそばをたぐると、海苔がとろけて磯の香りがふわっとただよう。けれどやっぱり豚の脂の香りは強烈で、花巻そばのようになるかというとそんなことはなし。
とは言えおいしい組み合わせ。花巻そばでは物足りない。もっと「食べたという実感」を味わいというお客様が多かったのかなぁ…、そういう人たちにサービス精神を発揮して出来上がったのがこの組み合わせでもあるのかもなと思ったりした。オモシロイ。

 

関連ランキング:そば(蕎麦) | 通町筋駅水道町駅熊本城・市役所前駅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。