渋谷的商売って…?

表参道から渋谷に向かう。骨董通りの周辺はテナントの入れ替わり激しく、例えば銀だこがやってるコーヒービーンはいつの間にか鎧塚さんちのキッシュ屋さんに変わってた。
コーヒービーンは確かあと1年ほどで20軒くらいになっていないとアメリカの本部から叱られるのに未だ8店。どうするんだろう…、ドキドキしちゃう。

青山通りの一本裏の通りには、小さいながらも個性的な店がズラリ並んで例えば「ななや」。
静岡藤枝からはじまって浅草で大ブレークした抹茶アイスクリームの店に抹茶チョコの店。どちらも世界一を売り物にしていて、たしかに日本独特のモノを極端なまでに強調すれば世界で唯一になれるんだ…、って思わされたりする。
レベル5の抹茶アイスクリームは渋さ、苦さに甘みがバランス良くておいしい。全部食べると喉が乾いて水を飲みたくなるのがちょっと玉に瑕(笑)。

 

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昼ご飯はうどんにしました。

宮益坂の坂の上。
渋谷と青山の境目にある「澤乃井」という店。
手打ちの麺に手仕込の出汁が売り物の店で、昼には近所のサラリーマンでいっぱいになる。

都心にあって、うどん屋としていまだ流行らせている店ってもう珍しい。
今や日本全国、うどんの世界は丸亀製麺に席巻されてて、少々安く売ろうが高いと言われて大変。

でも特徴があれば、どんなにチェーン店が市場を独占しようとしても、それは果たせず、小さな店でも絶対生き残れるというのが飲食店のステキなところ。人の好みはひとつではなく、どうしても「コレでなければ」と思う人が必ずいる。例えば「うどんは腰」と言えば言うほど、「うどんに腰は必要ない」と思う人がどこかで必ず寂しい思いをしているもの…、でありますゆえ。
ちなみにココのうどんは細め。しかもやわらか。ヌメヌメしてる。
九州のうどんのようななめらかさ。特に力を入れているのが釜揚げうどんで、天かすをたっぷり浮かべたタレもどこか宮崎風。汁は甘くて旨みが強く、うどんというのは麺を食べる料理じゃなくてスープを味わう料理なんだ…、としみじみ思う。


梅豚うどんという季節のうどんを選んでたのむ。
ランチタイムには五目ご飯がサービスになり、それもサラリーマンにはうれしいもてなし。ぽってりとした陶器の器にお膳の上には箸置き兼ねた箸をまとめる道具に刺した塗り箸がくる。こういう細かなところが、チェーン店じゃなくうちは生業って言ってるようでボクは好き。
五目ご飯はしいたけ、タケノコ、にんじん、お揚げと具材たっぷり。出汁の風味と軽いおこげの香りがおいしい。外は暑くも汁を残さず飲みたくなって、それでグビグビ。あっという間にお腹に収まり器は空っぽ。汗かいた。

 

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それにしても青山から渋谷にかけての商売の、どこか特別で浮世離れしていることには感心します。
この浮世離れが「未来指向」だからなのか、それとも「へんてこりんな人たち向け」のビジネスだからか、それはわからず、例えばコメダ珈琲が坂道の上にあるのだけれど、そこのカウンター席がまるでネットカフェのようでビックリします。

広いテーブル。書類を散らかしパソコンおいて十分仕事ができる空間。しかも目の前には緑多めの景色付き。今日ものんびり仕事をします。
それにしても、ブーツの形のグラスに入ったレモンスカッシュ。食器洗浄もむつかしかろうに、敢えてコレ。これをハイヒール型に変えると違ったニーズが掘り起こせそうな気もして笑っちゃう(笑)。

 

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