渋谷のコーヒー、マメヒコからストリーマーコーヒー

仕事の合間にお茶、二杯。
まず1軒目、マメヒコにくる。

公園通りをほぼ上がりきった場所にあるビル。
「造園ビル」という名前ものどかなビルの二階にある店で、のんびりとした空間がとてもおだやか。
渋谷にあって渋谷の街のザワザワ感がないのがウレシイ。
厨房に面して長いテーブルがひとつ置かれて、そのテーブルをみんなでシェアする感じがステキ。
原始渋谷な感じとでもいいますか…、自由な感じにいろんなものを脱ぎ捨てられるような気持ちになれる。

飲み物、軽食、ケーキに至るいろんなものにいろんなこだわり。
原料、製法へのこだわりもあるけれど、それらを決して押し付けることなくたのしい食べ方、飲み方の提案もあるのが気軽でいい感じ。

まずはコーヒー。
ここにくるといつも飲む「牛乳珈琲」を選んでたのむ。
大きなマグでたっぷりの分量が来る。
中のコーヒーはかなり白くて牛乳にコーヒーの色と風味をほんの少しだけ移したようなやさしい仕上がり。
しかも使った牛乳は常温だからぬるいのですね。
提供された直後の一口からゴクゴク飲める。

ゴクゴク飲める上、味をしっかり味わえる。
牛乳のコクと旨味。その牛乳の旨味がコーヒーと出会うと驚くほどに甘くなり、コーヒーの苦味や酸味を包み込む。
口の中に液体がある状態では甘くておいしい。

液体がすっかりなくなってしばらくすると苦味が舌に蘇り、それが徐々に酸味に変わる。時間差をもってミルクからカフェオレ、そしてコーヒーへと変わっていくのがたのしい飲み物。

せっかくだからお供のおやつ。
「円パン」というココの人気のパンをたのんだ。
精製した小麦で作ったふっくらパンと全粒粉で作った痩せたパンの2種類から選べるという。
痩せたのもらってバターを大納言のあんこをそえておやつとします。

しばらく待って、トーストしたまんまるのパンにバターがのっかってくる。
ざっくりとした胚芽パン。
粉の香りと脂の風味が指から伝って口への近づく。
英国のスコーンのような味わいで、最初はボソッと口の唾液を奪ってく。それがゆっくり唾液と混じってとろけはじまる。とろけてくるとそれはそれはなめらかで、クリーミーになっていくのがおそらく脂の力でござんす。
そこにバターをちょっと乗せると塩の風味と脂の香りが一気に花を咲かせてうまい。塩って素材の甘みやうまみに輪郭をつけて引き立てる、魔法みたいな調味料…、ってしみじみ思う。

小豆の粒がしっかりのこったあんこは甘みやさしいさっぱりとした味わいで、そのまま食べるとお茶請けになってしまいそうなおいしさ。
それをたっぷり、バターと一緒にパンにのっける。
食べる。とろける。なめらかになる。
塩が甘みをひきたてて、バターの脂があんこの旨味を膨らます。
これは悪い組み合わせ。
悪いけれども我慢するのはもっと気持ちに悪いから、心置きなくたのしみ食べる。

そうだ…、とパンを牛乳珈琲に浸して食べるとこれまたうまい。ざっくりとした乾いたパンがゴクゴク牛乳珈琲を飲み込みぽってりしてくるところを、口から出迎え飲むように食う。
体が潤うオゴチソウ。

パンもなくなり、なのにあんこはたっぷり残る。あんこ舐め舐め飲む牛乳珈琲も乙なものです。頭に栄養補給しながら書き物したりする月曜日。

 

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それにしても今日の日差しはかなりの強さ。
湿気がなくて風が心地よい分、体は楽ではあるのだけれどぼんやりしてると肌がジリジリ焼けてく感じ。
太陽が低いところを通っているからなんでしょう…、真夏に控えた日灼けをしましょと、ストリーマーコーヒーの表の席に座って仕事。

実はかなりの混雑でお店の中の酸素の量が少なく感じてそれで表に座った次第。
でも気持ちいい。例えばドリップコーヒーのようなコーヒーは静かな部屋でしみじみ味わい飲みたくなる。けれどエスプレッソは街の飲み物。特にここはストリート系を謳った最初のラテ店でだから面でゴクゴク飲んでぼんやりするのに適してる…、ように感じる。
ひさしぶりに飲んだココのラテ。トロンとなめらか。喉ざわりがよくぽってりとした重量感もちょっと独特。時間がたつとミルクとエスプレッソの一体感が増して風味が強くなるのもまたオモシロイ。ショートパンツに雪駄で街を歩くのもそろそろおしまい?ちとさみし。

 

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