淡路町、フルフルプルンでお腹をおいしく温める

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秋葉原で仕事を終えて、お昼をとりにテクリと歩いて淡路町。神田川を超えて電車のガードを越えただけなのに街の空気がまるで違って感じる。21世紀から20世紀。街の風情だけみれば江戸の情緒を感じさせる街の景色がなんともおだやか。
やぶそばにくる。不幸な火事で消失し、一時休業。それもすっかり建て直りキレイになった。キレイになっただけじゃなく昔の風情と、昔以上の居心地の良さが同居しているお店になっているのがステキ。

yabu-susinukiyabu-ryouri厨房も客席ホールも見渡せる場所にお帳場。
そこでご主人はお勘定。
女将が入った注文を芝居の口上のような独特の節回しをつけハリある声で読み上げる。
改修前から同じココの流儀変わらず、それもよし。

まずそば寿司と、天抜きもらう。
ココの蕎麦は緑がかった独特の麺。
それをすのこで巻き上げる。
芯になるのは焼いた穴子と卵焼き。海苔でクルッと巻き上げてちょうど一口分ほどの大きさにして切り分ける。
噛むと口の中でバサッと散らかるのです。そしてクニュっと蕎麦独特の弾力と、豊かな香りが口に広がる。

天ぷらそばから蕎麦を「抜く」から、天ぬきというお腹を膨らませることなく味わうことができる粋。鰹節の酸味が際立つ旨み出汁。醤油の風味も力強いかえしがクッキリ、男性的なスープの中にドッシリかき揚げ。なかには三つ葉と小エビが入って天ぷら油の風味とコクが出汁をおいしくしてくれる。
そば寿司パクリ。そして天ぬき。口の中で天ぷらそばが出来上がっていくような感覚。趣深い。
なによりどちらも時間が経っても味や風合い、食感があまり変わらずユックリ時間を楽しむことができるところがステキなところ。本当だったら熱燗片手にこの組み合わせ…、って思ったりする。

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そしてメインの小田巻き蒸し。実は今日はこれを食べたくてやってきた。
風が強くてブルブル震えるような金曜。だからあったかでやわらかなものを食べたかった。
茶碗蒸しの中にうどんを入れた料理。ここのはそれに焼いた穴子や鴨のつくね。芝海老、銀杏、かまぼこなどをいれて仕上げる贅沢さ。
最初は小さな匙ですくって口に運んだ。トゥルンと玉子はなめらかで、柔らかくなったうどんはトロリ。蕎麦の出汁をつかって仕上げた茶碗蒸し。だから普通の茶碗蒸しより味は強めで醤油を感じる。食べてるうちにスープと玉子と他の具材がひとつにまじる。すべすべとした卵とじうどんを食べてるみたいな味わい深さ。お腹の中からあったまる。

 

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t1t2t3やぶそばの向かい側に台湾豆花のお店ができてる。
「東京豆花工房」。
テイクアウトがメインのお店で、小さなテーブルが2つだけ。そこで食べることもできるというので試しに食べる。

寄せ豆腐のようなフルフル豆腐に甘いシロップ。
今の季節はジンジャーシロップがおすすめというのでそれを注いでトッピング。茹でた緑豆、ピーナッツ。白きくらげに白玉団子。
レンゲですくってフルフル食べる。ほのかにあったか。豆腐の豆の香りがやさしくホツホツとした茹でた緑豆。噛むととろけるピーナッツ。プルプルとしたきくらげやもっちりとした白玉と食感豊かで甘みもさっぱり。たのしい味にニッコリします。アリガタイ。

 

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コメント

  1. 茶碗交番

    焼失前も今も「神田 藪蕎麦」に行くのに最高な日は、雪の日!

    数寄屋風でない関東風の建物、特にお庭に雪景色!

    11時30分開始です‼

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      茶碗交番さん
      今日はカウンターに座って、生け垣の竹をぼんやりみてました。
      あぁ、雪がココに積もったら午後の仕事を全部キャンセルして飲めるのになぁ…、ってしみじみ思いました。

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