淀橋市場の伊勢屋食堂でおそい朝食、ハムエッグ。

今日は朝から検査があって朝食抜いた。
検査を終えて、遅めの朝食と早めの昼食を兼ねての食事をとろうと「淀橋市場」にやってくる。
東京都中央卸売市場といえば豊洲が有名だけれども大田、豊島、淀橋、足立をはじめ11ヶ所にある。
大久保の北側にある淀橋市場は昭和14年と古くてしかも青果市場としては大きい。その管理棟の一階に「伊勢屋食堂」という店がある。
市場の店だから朝は早い。タナカくんとオールナイトの映画をはしごするようなことをしていたことがあって、そんなときの朝ご飯に何度かきたことがある。後に孤独のグルメで紹介されて「ほらほら、あの店が舞台になってる」「またいかなくちゃね」なんて言って観たものでした。なつかしいなぁ…、って思いながらお店に入る。
ほどよきサイズのいかにも昭和な食堂造り。お店の奥から「いらっしゃいっ」って元気な声がお腹に響く。「今日のおすすめは串カツかアジフライ」って陽気なおかあさんがグラスに注いだお茶を差し出しニッコリ笑う。

揚げ物は食べられないからっていいながら「ハムエッグ定食を卵よく焼きで」ってお願いしました。いつも食べてたオキニイリ。
「トマトの酢漬け」と「ゴーヤスライス」をお供にたのむ。ほどなく小鉢がテキパキ到着。一緒に4種類ほどの漬物をお盆にのせてひとつお好きなものをどうぞ…、と。ラフランスとゴーヤのぬか漬けなんていうのがあって選んだ。糠の香りのラフランスは思いの外においしくてビックリしました。
それにしてもトマトの酢漬けのおいしいこと。丁寧に湯剥きしたトマトを甘酢に一晩漬け込んだもの。なめらかな食感にスッキリとした酸味と甘み。漬けた甘酢がまたおいしくてゴーヤスライスにぶっかけ食べるとお腹がグーグー空いてくる。

そして、ハムエッグ定食が到着します。
卵2個にハムが4切れ。
お皿の後方には山盛りの千切りキャベツが置かれてて、それに寄り添うように立てかけられているハムエッグのうつくしいこと。
思いの通りに白身が見事に焼ききれていて、縁が黄金色のレースのように焦げて仕上がる。
このレース玉子がサクサク壊れて口の中に散らかりながら焦げた香りを漂わす。白身自体はプルプルで黄身は固まってはいるけど限りなく半熟よりでねっとりとろけるおゴチソウ。
ハムエッグなんて誰でも作れる料理だろう…、って思いがちだけど卵料理は料理に対するセンスと愛情がおいしくさせる料理のひとつ。それに自分で焼く目玉焼きってありがたくもなく、それほどおいしく感じない。お店の人がボクのために作ってくれたハムエッグってなんでこんなにおいしいんだろう。

目玉焼きには醤油をかける。醤油の香りと風味が玉子をおいしくさせる。
ご飯の上にのっけてハフハフかきこみ食べていく。体のことや病気のことを考えることなく体が求めるままに、ただただひたすら食べることってすごくひさしぶりのように感じる。
食べるってたのしくステキなことなんだ…、って思うとなんだか気持ちが熱くなってきて涙がでちゃった。このシアワセを日常のものにするために、もうひと頑張りしなくちゃねって思って味わう。それにしてもフライパンに触れて焼かれたハムの見事な焦げ具合。しじみの汁もおいしくて無心に食べてお腹も気持ちも満たされる。これだけ食べてちょうど1000円。両手をふって、さて新宿まで歩きましょう。

 

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コメント

  1. らら

    目玉焼きとごはん(とお醤油!)ってほんとに好きです◡̈

    焼き具合はサカキさんと好みが似ているのですけれど、黄身の色が好きなので蒸したくはなく…理想の目玉焼き目指して精進します〜🍳

    • サカキシンイチロウ

      ららさん
      黄身の芯の部分は半熟で、白身はしっかり熱が入って縁がカリカリに焦げている。
      そんな目玉焼きをいつも同じ状態で作るのって本当にむつかしいですよね。
      玉子を冷蔵庫から出してしばらく放置し常温に戻して焼く。テフロンじゃなくて油をなじませた鉄のフライパンで弱火近くの中火でジリジリ焼けばいいっていうことがわかってはいるんですけれど、これがなかなか大変でボクも精進しなくちゃいかんと思っています。
      理想の目玉焼きにむけて一緒にがんばりましょう!

      • らら

        そうなのですよね〜(๑>◡<๑)💦
        しっかり準備+結構じっくり取り組まないと出来ないものですよね。季節によって温度の上がり方も違いますし、奥が深いです。目玉焼き道、ご一緒させて頂きます♪

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